特許
J-GLOBAL ID:200903009361097540

ハロゲン化銀写真感光材料とそれを用いた放射線画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-175488
公開番号(公開出願番号):特開平7-028200
出願日: 1993年07月15日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】X線撮影時に肺野部から縦隔部まで充分に描写できる広いラチチュードと優れた画質を有するX線撮影用ハロゲン化銀写真感光材料を提供する。【構成】支持体の両側に実質的に同等の写真特性を有するハロゲン化銀乳剤層を有し、該乳剤層は一般式(I)の化合物で分光増感されており、クロスオーバーは15%であり、蛍光スクリーンを用いて形成される写真画像の特性曲線が、濃度0.5〜1.5の傾きが2.0以下、0.3〜1.5の傾きが1.5以下である事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】式中、V1 ないしV5 はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、ハロゲン化アルキル基又はアルキルエステル基を表わす。V1 とV2 、V4 とV5 は環を形成してもよい。R1 及びR2 は置換基を有していてもよいアルキル基を表わす。
請求項(抜粋):
透明な支持体の両側にハロゲン化銀感光性乳剤層を少なくとも1層有する写真感光材料であり、該写真感光材料の前側及び後側に、それぞれ配置される2枚の放射線増感スクリーンから成る、放射線画像形成組体を構成する写真感光材料において、該増感スクリーンより発光する光に対してクロスオーバーが15%以下であり、ハロゲン化銀乳剤は下記一般式(1)で表わされる増感色素で分光増感されており、支持体の両側のハロゲン化銀乳剤層は実質的に同等の写真特性を有し、かつ実質的に同じ感度である2枚の増感スクリーンでサンドウィチして階段露光し、下記現像液(I)を用いて、現像液温度35°C、現像時間25秒で現像して得られる画像が、拡散濃度(Y軸)と常用対数露光量(X軸)の単位長の等しい直交座標上に示される特性曲線において、光学濃度(拡散濃度)0.3から1.5の2点を結ぶ直線の傾きが1.5以下である事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】式中、V1 ないしV5 はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、ハロゲン化アルキル基又はアルキルエステル基を表わす。V1 とV2 、V4 とV5 は環を形成してもよい。R1 及びR2 は置換基を有していてもよいアルキル基を表わす。現像液(I) 水酸化カリウム 21g 亜硫酸カリウム 63g ホウ酸 10g ハイドロキノン 25g トリエチレングリコール 20g 5-ニトロインダゾール 0.2g 氷酢酸 10g 1-フェニル-3-ピラゾリドン 1.2g 5-メチルベンゾトリアゾール 0.05g グルタルアルデヒド 5g 臭化カリウム 4g水を加えて1リットルとしたのち、pH10.02に調節する
IPC (5件):
G03C 5/16 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/18 ,  G03C 1/46 ,  G03C 5/29

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