特許
J-GLOBAL ID:200903009363299329

有機発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132991
公開番号(公開出願番号):特開平11-329740
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 カラー表示素子を提供する。【解決手段】 ガラス基板71の表面には屈折率の高い酸化インジウム錫の透明電極層72を形成し、更に周期的な構造を有する絶縁層76を設置する。その表面には正孔輸送層73を形成し、続いて、発光層74、電子輸送性の有機発光層、陰極75を順次形成する。透明電極層72の屈折率が高いために発生した光は屈折率の低い有機半導体層、及びガラス基板層71に挟まれた透明電極72の近傍に閉じこめられ、発生した光は導波光として基板に平行な方向に伝搬する。注入電流の空間分布により導波路には横方向に利得分布が形成されるために、導波路にはその複素屈折率に周期的な分布が形成される。この分布により、基板と平行方向に光共振器が形成され、発光層で発する光のうちこの共振器で決定される特定の波長の光だけが強く発光し、外部に放出される。
請求項(抜粋):
基板上に少なくとも陽極、発光層を含む有機半導体層、陰極が形成され、前記有機半導体層に前記陽極及び前記陰極からそれぞれ正孔及び電子が注入されることにより、前記発光層にて発光が生じる有機発光表示素子において、前記発光層近傍に前記発光層よりも屈折率が高い層及び周期的に電流を注入する層が形成されることにより、発光領域が基板表面に平行な一定方向に周期的に変化していると共に前記発光層で発光した光を一定方向に伝搬する光導波路層が形成されていることを特徴とする有機発光素子。
IPC (2件):
H05B 33/22 ,  H05B 33/14
FI (2件):
H05B 33/22 Z ,  H05B 33/14 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 有機電界発光素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-103812   出願人:三菱化学株式会社

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