特許
J-GLOBAL ID:200903009364566118

有機電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 俊明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-057268
公開番号(公開出願番号):特開2009-217946
出願日: 2008年03月07日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】通常時の電池性能を確保しつつ電池異常時に安全性を確保することができる有機電解液二次電池を提供する。【解決手段】リチウムイオン二次電池は、電池缶に極板群と非水電解液とが収容されている。電池缶の上部に固定される電池蓋には、内圧上昇で作動するダイヤフラムが配置されている。ダイヤフラムには、電池内圧が上昇して開裂圧に達すると開裂する開裂溝が形成されている。正極板は、アルミニウム箔の両面に、充放電に伴いリチウムイオンを放出、吸蔵可能なリチウム含有金属酸化物が塗着されている。リチウム含有金属酸化物21の表面には、非水電解液の分解電圧より低い電圧で分解してガス発生を開始する無機物22がメカノケミカル処理により複合化されている。電池異常時にリチウム含有金属酸化物21から無機物22に略均等に電圧が印加される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内圧上昇により電池内圧を解放する内圧解放機構を有する電池容器に、充放電に伴いリチウムを放出、吸蔵可能なリチウム含有金属酸化物を含む正極と、リチウム金属、リチウム合金およびリチウムを吸蔵、放出可能な炭素材の中から選ばれる負極と、有機電解液とが収容された有機電解液二次電池において、前記リチウム含有金属酸化物は表面に無機物がメカノケミカル処理により複合化されており、前記無機物は前記有機電解液の分解電圧より低い電圧で分解してガス発生を開始することを特徴とする有機電解液二次電池。
IPC (8件):
H01M 4/48 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/50 ,  H01M 4/52 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/36 ,  H01M 2/34 ,  H01M 2/12
FI (9件):
H01M4/48 102 ,  H01M4/36 C ,  H01M4/50 102 ,  H01M4/52 102 ,  H01M4/58 101 ,  H01M10/00 111 ,  H01M2/34 A ,  H01M2/12 101 ,  H01M10/00 102
Fターム (44件):
5H012AA01 ,  5H012BB02 ,  5H012CC01 ,  5H012DD01 ,  5H012DD05 ,  5H012EE04 ,  5H012FF01 ,  5H012GG01 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK01 ,  5H029AK03 ,  5H029AL07 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ14 ,  5H029CJ08 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ15 ,  5H043AA04 ,  5H043BA19 ,  5H043CA03 ,  5H043CA12 ,  5H043GA13 ,  5H043HA16 ,  5H043KA09 ,  5H043LA33 ,  5H050AA15 ,  5H050BA17 ,  5H050CA01 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB08 ,  5H050CB12 ,  5H050DA02 ,  5H050DA09 ,  5H050EA01 ,  5H050FA05 ,  5H050GA10 ,  5H050HA01 ,  5H050HA15
引用特許:
出願人引用 (9件)
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