電気自動車のモータ速度制御装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：伊藤進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-325193
公開番号（公開出願番号）：特開平7-177609
出願日： 1993年12月22日
公開日（公表日）： 1995年07月14日
要約：

【要約】【目的】アクセルペダルの踏込み量に応じてオープンループ式にモータ速度制御するものであっても、登坂走行等での走行用モータにかかる過負荷を有効に回避することができるとともに、電力の浪費を抑制する。【構成】モータ制御回路11の速度指令補正部15では、アクセルペダルストロークfoと、道路勾配演算部14で算出した道路勾配sinθとをパラメータとしてマップ参照により、モータ回転指令周波数foを設定する。このマップには道路勾配sinθが大きいほど上記モータ回転指令周波数fを低周波数方向へ設定する値が格納されている。従って、道路勾配sinθが大きくなるに従って、すなわち、登坂抵抗が大きくなるに従って同一のアクセルペダルストロークfoであっても走行用モータ5の速度が低速方向へ補正され、相対的にトルクが上昇し、走行用モータの過負荷が回避される。また、モータの過負荷が回避されるためバッテリ9の浪費も抑制される。

請求項（抜粋）：

車体に設けた勾配検出手段(10)からの検出値に基づいて道路勾配(sinθ)を算出する道路勾配演算部(14)と、アクセルペダル(6)の踏込み量に応じて与えられるモータ回転指令周波数(fO)を上記道路勾配(sinθ)に基づいてこの道路勾配(sinθ)が大きくなるに従って低周波数方向へ補正する速度指令補正部(15)と、補正後のモータ回転指令周波数(f)に応じた駆動信号を走行用モータ(5)に出力するモータ駆動回路(17)とを備えることを特徴とする電気自動車のモータ速度制御装置。

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