特許
J-GLOBAL ID:200903009366486820

定常状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-032411
公開番号(公開出願番号):特開平7-244523
出願日: 1994年03月02日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 現在の運転の立ち上がり状況に基づき、定常状態に達したか否かをリアルタイムで自動的かつ確実に検出可能な定常状態検出装置を提供する。【構成】 計測装置10によって計測された被検出装置の運転指標の時系列的なデータを、データ記憶部22に記憶する。定常状態における運転指標のモデルを、モデル記憶部32に記憶する。バッチ平均計算部41は、複数のデータを適当な大きさのバッチに分割してバッチ平均値を計算し、情報量基準値算定部42は、バッチ平均値が示すパターンとモデルのパターンとを比較して、情報量基準値を算定する。データ選択部43は、過渡状態のデータを除去し、定常状態判定部44は、残ったデータの数が元のデータの一定割合aよりも多い場合に、被検出装置が定常状態に達したものと判断する。判定結果表示部50によって判定結果を表示する。
請求項(抜粋):
運転状態にある被検出装置に付属し、この被検出装置の所定の運転指標のデータを時系列的に計測する計測装置と、前記計測装置で計測された時系列的な運転指標のデータを入力するデータ入力部と、前記データ入力部から入力された時系列的な運転指標のデータを記憶するデータ記憶部と、前記被検出装置が定常的な安定した運転の状態である定常状態に達した場合に、前記データ入力部によって入力される運転指標のデータが示すパターンを想定したモデルを運転指標のモデルとして予め記憶するモデル記憶部と、前記データ記憶部に記憶された被検出装置の時系列的な運転指標のデータのパターンと前記モデル記憶部に記憶された運転指標のモデルとを比較して、情報量基準値を算定する情報量基準値算定部と、前記情報量基準値算定部によって算定された情報量基準値が予め設定された設定値以下である場合に、被検出装置が定常状態に達したものと判定する定常状態判定部と、前記定常状態判定部の判定結果を表示する判定結果表示部と、を備えていることを特徴とする定常状態検出装置。
IPC (2件):
G05B 23/02 ,  G06F 17/40

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