特許
J-GLOBAL ID:200903009367567301

体液処理用吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089733
公開番号(公開出願番号):特開平10-272152
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 生理用ナプキンなどの体液処理用吸収性物品におけるトップシートの導液開口部の開口状態を着用中でも変形しないように維持する。【解決手段】 トップシートが上層シートと下層シートとから構成され、上層シートは多数の導液開口部12を有し、下層シートは上層シートよりも圧縮復元弾性に優れ、これらシートはデボスパターンによって融着して一体化されている。デボスパターンは、縦軸2方向に一対の角が対向しかつ横軸3方向にもう一対の角が対向する多数の四角形のブロック14を連続形成する仮想線L上の、該角を形成する該各線の少なくとも各交差点に付与されている個々の点状のデボス13によって構成されている。
請求項(抜粋):
縦方向、これに直交する横方向、肌当接面及び肌非当接面を有する積層パネルを備えており、前記積層パネルが、前記肌当接面に位置する透液性トップシートと、前記肌非当接面に位置する不透液性バックシートと、これらシート間に介在する吸液性バット構造体とから構成されており、前記トップシートが、多数の導液開口部を有する熱融着性・疎水性上層シートと、その内面に位置する熱融着性・親水性下層シートとから構成されており、前記積層パネルが、その対向側部においてほぼ前記縦方向へ延びる一対の圧搾条溝を有し、前記圧搾条溝が、前記トップシートとともに前記バット構造体の上面に食い込む状態で形成され、前記両圧搾条溝によって画成される中央域における前記トップシート及び前記バット構造体の上部が、前記横方向に沿う断面において円弧状に隆起しており、少なくとも前記中央域における前記上下層シートが、互いに多数のデボスパターンによって融着し、前記デボスパターンが、実質的に前記縦方向に一対の角が対向しかつ実質的に前記横方向にもう一対の角が対向する多数の実質的に四角形のブロックを連続形成する仮想線上の、少なくとも該各角に位置する該線の各交差点に付与されている個々の点状デボスによって構成されていることを特徴とする体液処理用吸収性物品。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 生理用ナプキン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263963   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 特開平2-175958
審査官引用 (2件)
  • 生理用ナプキン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263963   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 特開平2-175958

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