特許
J-GLOBAL ID:200903009374385600
止具のベルト調節部およびその成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
縣 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138196
公開番号(公開出願番号):特開平5-329007
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 止具のベルト調節部であって、ベルトを折返し巻回する折返杆、およびベルトの滑動を抑制する係止杆によって、ベルト通路をZ形に形成し、ベルトの係止調節を容易、かつ確実に行う。【構成】 止具の両側板1、1間に、ベルトの一端部を固定する固定杆2、またベルトの他端部を折返し巻回する折返杆3、およびベルトの他端部の滑動を抑制する係止杆4をそれぞれ架設し、係止杆4は折返杆3の斜下側に設けられ、折返杆3と係止杆4との対向端に係止部5、6を設け、止具を平面的に見た場合、係止部5、6はそれぞれ相手方に突出し、かつ係止部5、6の間の側板1に透孔部7を設けたもので、その結果ベルトの通路が止具の縦断面においてZ形を呈するように形成され、ベルトを確実に緊締できベルトの係止には理想的な形態のベルト調節部である。なお係止部5、6の間の側板に透孔部7を設けることは、Z形のベルト通路を備えた止具の成形上きわめて好都合である。
請求項(抜粋):
止具の側板1、9間にベルトの折返杆3、11と、その斜下側に係止杆4、12とを架設し、折返杆3、11と係止杆4、12との対向端にそれぞれ係止部5、6、13、14を設け、かつ垂直方向において重合する係止部5、6、13、14間の側板1、9に透孔部7、15を設け、係止部5、6、13、14の先端が水平面内において相手方に突出させ、ベルト通路がZ形を呈するように形成したことを特徴とする止具のベルト調節部。
IPC (2件):
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