特許
J-GLOBAL ID:200903009377821303

高窒素含有量の合成ガスを用いた水素再循環によるメタノール製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-515497
公開番号(公開出願番号):特表平10-508604
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】化学量論的なH2量が90%以下の合成ガスからメタノールを製る方法であって、COとCO2を含有する合成ガスを再循環させ、工程の廃ガスを拡散させ浸透ガスとして得られた十分な量の富水素ガス気流と混合させ、化学量論的なH2量が95%以上であって、COとCO2成分をメタノールへ転換する結合化学量論的再循環ガス気流を作り、メタノールを形成する。本発明の望ましい実施例では、ガスタービンから圧縮空気を抽出し、これを合成ガス生成に使用する酸化剤蒸気を形成する。該富水素循環ガスと混合した合成ガスは、一連のメタノール変換器を通過して、メタノールに変り、メタノール工程の廃ガスの非透過部分は、ガスタービンの燃料として返戻される。
請求項(抜粋):
天然ガスをメタノールまたはメタノール誘導体生成物に転化する方法であって、 天然ガスを酸化剤気流で部分酸化し、H2、CO、CO2を(H2)/(2CO+3CO2)比で1.0未満を含有する合成ガスを生成する工程と、 N2よりもH2に対して透過選択性のある半透過性膜を介してメタノール回収完了後に残存する廃ガス気流を拡散することによって、透過ガス気流として得られた水素富化再循環ガス気流と前記合成ガスを混合し、前記合成ガスよりも高い(H2)/(2CO+3CO2)比でH2、CO、CO2を含有する合成/再循環ガス混合気流を供給できるような分量で、前記水素富化再循環ガス気流を使用する工程と、 前記合成/再循環ガス混合気流を複数のメタノール転化触媒接触部に導入し、メタノール転化触媒接触部の合間に前記ガス気流からメタノールを回収し、最後のメタノール回収工程の後、拡散により前記水素富化再循環ガス気流を得るための廃ガス気流を生成する工程とを含む方法。
IPC (3件):
C07C 27/06 ,  C07C 29/151 ,  C07C 31/04
FI (3件):
C07C 27/06 ,  C07C 29/151 ,  C07C 31/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-083032
  • 特開昭55-043093

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