特許
J-GLOBAL ID:200903009379683200

移動通信用制御チャネル棲み分け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004623
公開番号(公開出願番号):特開平8-195977
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 狭いエリアに基地局が多数あっても全基地局で制御チャネルの棲み分けを可能にする。【構成】 基地局がチャネル検索の際に下りの制御信号を送信しようとするスロットの干渉波レベルを測定し、規定干渉波レベル以下でないときはそのスロットが見つかるまで他のスロットで干渉波レベルを測定S33し、また下りのスロットに対する移動局から基地局への複数の上りスロットの干渉波レベルを測定し、規定値を満たさない場合には再び別の下りの制御チャネルを検索S37することからやり直す。下りと上りのチャネル全てで干渉波レベルを満たさないときは特定のm個(m<n)の上りスロットで規定干渉波レベル以下の下りスロットとm個の上りスロットの組合せを選択し、一定時間経過後に再びその干渉波レベルが規定値を満足するか否かを検査S46する。
請求項(抜粋):
移動可能な無線局である移動局と、所要の通信品質が得られると予測される範囲、即ち、セルと呼ばれるゾーンにおいて、該移動局と双方向通信を行なう固定の無線局である基地局とからなり、該基地局と移動局とが同一周波数のチャネルを用いて制御用の信号をTDMA/TDD(時分割多元接続/時分割多重)方式で授受するよう構成され、1つの下りのチャネルに対しn個の複数の上りチャネルを持ちそのチャネルにより必要なときに移動局がランダムアクセスを行なって双方向通信を行なうシステムにおいて、基地局は自ら使用可能なチャネルを検索して使用する自律分散制御を採用し、その使用可能なチャネル検索の際に基地局から移動局への下りの制御信号を送信しようとするスロット(チャネル)の干渉波レベルを測定し、そのレベルが規定の干渉波レベル以下でないときには、規定の干渉波レベル以下のスロットが見つかるまで他のスロットに移り干渉波レベルを測定し、また、下りのスロットに対する移動局から基地局へのランダムアクセスを行なうための複数の上りスロットの干渉波レベルを測定し、測定した上りスロットのレベルが規定値を満たさない場合には、再び干渉波レベルが規定値以下の別の下りの制御チャネルを検索することからやり直し、下りと上りのチャネル全てで干渉波レベルを満たさないときには、予め定めた特定のm個(m<n)の上りスロットで規定の干渉波レベル以下である下りスロットとm個の上りスロットの組み合わせを選択し、一定時間経過後に再び前記特定の上りスロットの干渉波レベルが規定値を満足しているか否かを検査し、その結果、その上りスロットが干渉を受けていたときは、上記上りスロットの干渉波レベル測定以降の手順を反復して行なうことにより制御チャネルを見つけることを特徴とする移動通信用制御チャネル棲み分け方法。

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