特許
J-GLOBAL ID:200903009382421526

電磁駆動弁の始動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-255533
公開番号(公開出願番号):特開平11-093711
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は内燃機関の吸気弁または排気弁を構成する電磁駆動弁を適正に始動させる始動制御装置に関し、ピストンとの干渉を防止しつつ大きな消費電力を伴うことなく電磁駆動弁の初期駆動を完了させることを目的とする。【解決手段】 吸気弁30を中立位置に付勢するスプリング70,40と、吸気弁30を開弁方向または閉弁方向に付勢する電磁力を発生する電磁石46,52とを設ける。内燃機関10の始動時に、吸気弁30を振幅させながら全閉位置まで変位させるべく、2つの電磁石46,52に交互に電磁力を発生させる初期駆動を行う。クランク角センサ78を用いてピストン14の位置を検出する。内燃機関10の始動が要求された後、吸気弁30とピストン14とが干渉しないように、ピストン14の位置に応じて初期駆動の開始タイミングを設定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室に通じるポートを開閉する弁体と、前記弁体を中立位置に付勢するスプリングと、前記弁体を開弁方向に付勢する開弁電磁力および前記弁体を閉弁方向に付勢する閉弁電磁力を発生する電磁力発生機構とを備える電磁駆動弁の始動制御装置において、内燃機関の始動が要求される際に、前記開弁電磁力と前記閉弁電磁力とを繰り返し発生させることにより、前記弁体を、その振幅を徐々に増幅させながら一方の変位端まで変位させる初期駆動を行う初期駆動実行手段と、内燃機関のピストンの位置を検出するピストン位置検出手段と、前記ピストンと前記弁体とが干渉しないように、前記ピストンの位置に応じて前記初期駆動の開始タイミングを定める開始タイミング設定手段と、を備えることを特徴とする電磁駆動弁の始動制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 9/04 ,  F02D 41/06 320 ,  F02N 11/08
FI (4件):
F02D 13/02 H ,  F01L 9/04 A ,  F02D 41/06 320 ,  F02N 11/08 X

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