特許
J-GLOBAL ID:200903009385483247
原油の真沸点を決定する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265163
公開番号(公開出願番号):特開平10-185875
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 原油及びその留分の重量及び体積パーセントによる真沸点曲線を迅速に決定する方法を提供すること。【解決手段】 この方法は、原油又はその留分を構成化学成分に少なくとも一部分離すること、その化学成分の質量スペクトルを得ること、保持時間ウィンドウと標準炭化水素混合物の沸点との相関関係を示すこと、そして標準原油又はその留分から得られるデータと比較することにより選択された成分の質量スペクトルから得られる全イオン電流を、重量及び体積パーセントによる真沸点に換算することを含む。
請求項(抜粋):
質量分析計から得られる分子組成情報を使って原油及びその留分の重量及び体積パーセントによる真沸点曲線を決定する方法において:(1)沸点に基づいて原油又はその留分を分離するために、原油又はその留分をガスクロマトグラフ又は他の手段に導入し、保持時間の関数として原油又はその留分を構成化学成分に少なくとも一部分離すること;(2)前記構成化学成分を質量分析計に導入すること;(3)一連の時間分割マスクロマトグラムを得ること;(4)一連の保持時間ウィンドウを選択すること;(5)標準炭化水素混合物から誘導される沸点曲線と保持時間ウィンドウを比較することにより、前記保持時間ウィンドウを対応する沸点に換算すること;(6)前記選択した時間ウィンドウの原油又はその留分の質量スペクトルの積算信号の合計値から全イオン電流を得ること;(7)標準原油又はその留分から得られる前記選択した時間ウィンドウを対応する真の沸点値と比較することにより、前記選択した時間ウィンドウの全イオン電流を重量%による真沸点に換算すること;(8)前記選択した保持時間ウィンドウ内の化学成分を同定する特性質量イオンを選択すること;および(9)前記選択した保持時間ウィンドウの化学組成の化学成分の既知密度に基づいて、重量%による真沸点を体積%による真沸点に換算することを含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N 27/62 V
, G01N 27/62 C
, G01N 25/10
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