特許
J-GLOBAL ID:200903009386672213

油圧ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-261822
公開番号(公開出願番号):特開平8-100448
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 油圧ショベルの低温時のエンジン始動性を向上する油圧回路を簡素化すると共に、確実な、しかもオペレータが操作し易いようにする。【構成】 コントロール用油圧ポンプ8の吐出側に設けられた切換弁13を操作して第1バイパス回路14を開にすると、コントロールポンプ8からの吐出油は第1バイパス回路14を通って作動油タンク5に流れ、同時にコントロール用油圧ポンプ8の吐出側の油圧が下がるため、パイロット回路10aを通じて切換弁18の作動部19に導入されたいた油圧が下がり、自動的に切換弁18は第2バイパス回路17を開にし、主操作弁3の出口の油は第2バイパス回路17を通って作動油タンクへ流れる。このためコントロール用油圧ポンプ8と主油圧ポンプ2の駆動負荷が小さくなりエンジンの始動性が向上する。また上記のように、1つの切換操作で2つの第1,第2バイパス回路14および17が同時に作動し、操作が簡単でしかも確実である。
請求項(抜粋):
エンジン1によって駆動され、作動油タンク5の作動油を吸込、吐出する主油圧ポンプ2と、この主油圧ポンプ2からの吐出油によって駆動される油圧シリンダ、油圧モータなどのアクチュエータ4と、前記主油圧ポンプ2からの吐出油を前記アクチュエータ4に給排する主操作弁3と、この主操作弁3から作動油タンク5に排出する作動油を加圧、濾過あるいは冷却するリフトチェック弁6a,フィルタ6b,オイルクーラ6cなどの補機器と、前記エンジン1によって駆動されるコントロール用油圧ポンプ8と、このコントロール用油圧ポンプ8からの吐出油を主操作弁3の操作部に供給するコントロール用操作弁12と、このコントロール用油圧ポンプ8の吐出油を加圧状態に保つためのリリーフ弁11とを有する油圧ショベルの油圧回路において、このコントロール用油圧ポンプ8の吐出側を吸込側に短絡させる第1バイパス回路14と、この第1バイパス回路14の開閉を行うパイロット用切換弁13と、主操作弁3の出口から前記補機器に入る前で分岐して直接リターン回路7に短絡させる第2バイパス回路17と、この第2バイパス回路17の開閉を行う主回路用切換弁18を設けたことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/08 ,  F15B 21/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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