特許
J-GLOBAL ID:200903009389811281

体外血液処置の経過を示すパラメータを判定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-348962
公開番号(公開出願番号):特開平11-262521
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】血液の体外処置の有効性を示すパラメータを判定する方法。【解決手段】患者の血液および処置液を膜交換器の半透膜の各側に流すことからなり、交換器の上流でほぼ一定の公称値を有する特性を有する処置液を、交換器を通して流すステップと、交換器の上流で特性の値を変動させ、次に特性を交換器の上流で公称値に復帰させるステップと、交換器の上流で生じたこの特性値の変動に反応し、交換器の下流で処置液の特性がとった複数の値を測定し、メモリに保存するステップと、時間に関して特性の変動を表す曲線と基線とによって制限された、下流の摂動領域の面積を判定するステップと、時間に関して、交換器の上流における特性の変動を表す曲線と基線とによって制限された、下流摂動領域の面積および上流摂動領域の面積から、処置の有効性を示すパラメータを計算するステップとを含む方法。
請求項(抜粋):
血液の体外処置の有効性を示すパラメータ(D、K、Kt/v、Cbin)を判定する方法であって、患者の血液および処置液を膜交換器(1)の半透膜(4)の各側に流すことからなり、-交換器(1)の上流でほぼ一定の公称値(Cd0in)を有する特性(Cd)を有する処置液を、交換器(1)を通して流すステップと、-時間tc〜taだけ交換器(1)の上流で特性(Cd)の値を変動させ、その終了時に特性(Cd)を交換器(1)の上流で公称値(Cd0in)に戻すステップと、交換器(1)の上流で生じたこの特性(Cd)値の変動に反応し、交換器(1)の下流で処置液の特性(Cd)がとった複数の値を測定し、メモリに保存するステップと、-下流の摂動領域の面積(Sout)を決定するステップとを含み、この領域は、・特性(Cd)が摂動によって影響されない、あるいはもう影響されていない時間である、摂動に側した2つの時間で特性(Cd)によって与えられた2つの値を通る基線と、・特性(Cd)が摂動によって影響されない、あるいはもう影響されていない時間である、摂動に側した2つの時間t1とt3との間に、交換器(1)の下流で測定する特性(Cd)の値から確立した、特性(Cd)の時間に関する変化を表す曲線とで限定され、さらに、-下流摂動領域の面積(Sout)および上流摂動領域の面積(Sin)から、処置の有効性を示すパラメータ(D、K、Kt/v、Cbin)を計算するステップを含み、この上流摂動領域は、・特性(Cd)の公称値(Cd0in)で構成された基線と、・交換器(1)の上流で、期間tc〜taにわたって時間に関して特性(Cd)の変動を表す曲線とで限定される方法。
IPC (4件):
A61M 1/14 553 ,  A61M 1/14 517 ,  A61M 1/14 535 ,  A61M 1/16 513
FI (4件):
A61M 1/14 553 ,  A61M 1/14 517 ,  A61M 1/14 535 ,  A61M 1/16 513
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平7-509645
  • 特開平3-173569

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