特許
J-GLOBAL ID:200903009397146475

同期噛合装置の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-277001
公開番号(公開出願番号):特開平5-087211
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】オイルポンプを有する変速機において僅かな部品の追加で、ダブルコーンシンクロの第1及び第2同期接触面の焼付きを防止する。【構成】シンクロスリーブ21の移動時にシンクロハブ19と一体的に回転するシンクロナイザリング27,28の内周に形成されたテーパ面と、主軸に回転可能に嵌入された入力ギヤ18と一体的に回転するクラッチギヤ36,37に係合するアウタコーン31,32の外周に形成されたコーン面とにより第1同期接触面が構成され、アウタコーンの内周に形成されたテーパ面と、インナコーン33,34の外周に形成されたコーン面とにより第2同期接触面が構成される。変速機11のケース12に同期噛合装置に向けてノズル42が取付けられ、変速ギヤ17により駆動されるオイルポンプがケースに貯留されたオイルを吐出し、ノズルはこのオイルをシンクロナイザリングとクラッチギヤの隙間に噴射する。
請求項(抜粋):
変速機(11)の主軸(13)にスプライン嵌合されたシンクロハブ(19)と、シンクロスリーブ(21)の移動時に前記ハブ(19)と一体的に回転し、内周にテーパ面が形成されたシンクロナイザリング(27,28)と、前記主軸(13)に回転可能に嵌合された入力ギヤ(18)と一体的に回転するクラッチギヤ(36,37)に係合し、外周に前記リング(27,28)のテーパ面に対向するコーン面と内周にテーパ面がそれぞれ形成されたアウタコーン(31,32)と、外周に前記アウタコーン(31,32)のテーパ面に対向するコーン面が形成されたインナコーン(33,34)とを備えた同期噛合装置において、前記変速機(11)の変速ギヤ(17)により駆動されかつ前記変速機(11)のケース(12)に貯留されたオイルを吸入して吐出するオイルポンプ(41)と、前記オイルポンプ(41)から吐出したオイルを前記シンクロナイザリング(27,28)と前記クラッチギヤ(36,37)の隙間に噴射するように前記ケース(12)に取付けられたノズル(42)とを備えたことを特徴とする同期噛合装置の潤滑装置。
IPC (3件):
F16H 57/02 501 ,  F16D 23/06 ,  F16H 57/04

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