特許
J-GLOBAL ID:200903009399469336

電圧制御発振器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353100
公開番号(公開出願番号):特開平11-186844
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 互いに異なる二つの周波数を切り換えて使用する際に、インダクタンス発生導体の長さ寸法の調整が不要な電圧制御発振器を提供する。また、周波数の切換幅が大きい場合にも、安定した発振が可能な電圧制御発振器を提供する。【解決手段】 電圧制御発振器10において、比較的高い周波数を用いる場合、第1のダイオードD1をオンさせ、第2のダイオードD2をオフさせる。これにより、ストリップラインL12およびコンデンサC3により共振し、帰還容量は第2のダイオードD2により形成される。【効果】 共振における容量成分、および帰還容量が変化することにより、負性抵抗値が変化し、比較的高い周波数においても、共振が安定する。
請求項(抜粋):
互いに直列に接続された二つのインダクタンス発生導体の双方により規定されるインダクタンス成分と、どちらか一方により規定されるインダクタンス成分とを切り換えて用い、互いに異なる二つの周波数を切り換えて共振周波数とする共振回路と、トランジスタ、および該トランジスタのエミッタ-ベース端子間に接続され、前記トランジスタへの帰還容量を発生する帰還用コンデンサを有し、前記共振回路の出力信号を増幅し、発振する発振回路とを備えてなる電圧制御発振器において、前記二つのインダクタンス発生導体に直列に可変容量ダイオードを接続し、該可変容量ダイオードに並列に共振用コンデンサを接続し、前記可変容量ダイオードおよび共振用コンデンサにより形成された容量を、前記共振回路の容量成分としたことを特徴とする電圧制御発振器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-088556
  • 特開昭53-088556

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