特許
J-GLOBAL ID:200903009402662797

高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-084767
公開番号(公開出願番号):特開2002-289203
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月04日
要約:
【要約】【課題】 高分子電解質型燃料電池の燃料ガス供給側では、メタンなどから改質器を経て供給された水素を用いる。このとき、水素と一緒に一酸化炭素などが生成し、燃料電池の電極の触媒を被毒する。この触媒被毒の程度は、供給ガス流路の上流部と下流部とでは、大きく異なる。【解決手段】 電極中の触媒層が、燃料ガス側すなわちアノード側は、一酸化炭素による触媒の被毒に対して、流路上流部よりも下流部の方が、触媒形成量が多く、触媒と高分子電解質の組成比は触媒の組成比が高くする。一方、酸化剤ガス側すなわちカソード側は、流路上流部よりも下流部の方が、触媒形成量が多く、触媒と高分子電解質の組成比は触媒の組成比が高くすることで、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
水素イオン伝導性高分子電解質膜と、前記水素イオン伝導性高分子電解質膜の裏表の両面に配置したカソード及びアノードとで単電池を構成し、前記アノードに水素を含む燃料ガスを供給排出し、前記カソードに酸化剤ガスを供給排出するためのガス流通溝を形成した一対の導電性セパレータで、前記単電池を挟持し、前記カソード及びアノードは、前記水素イオン伝導性高分子電解質膜と接触した触媒層と、前記触媒層及び前記導電性セパレータに接触したガス拡散層とを有し、前記触媒層は、触媒粒子と水素イオン伝導性高分子電解質とを有し、前記導電性セパレータは、前記ガス供給溝に燃料ガスもしくは酸化剤ガスを導入及び排出するためのガス注入口とガス排出口とを有する高分子電解質型燃料電池において、前記触媒層中の触媒粒子の配置量を、前記触媒層の面方向において、前記導電性セパレータのガス注入口側よりもガス排出口側に対抗する部分を多くしたことを特徴とする高分子電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 4/86 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M 4/86 M ,  H01M 8/10
Fターム (17件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018AS03 ,  5H018CC06 ,  5H018DD05 ,  5H018DD08 ,  5H018DD10 ,  5H018EE03 ,  5H018EE08 ,  5H018EE19 ,  5H018HH00 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CX05 ,  5H026HH00 ,  5H026HH05

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