特許
J-GLOBAL ID:200903009404690330

光電子増倍管用電圧分割回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154530
公開番号(公開出願番号):特開平10-003878
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 光電子増倍管の収集効率および出力直線性を悪化させることなく、低消費電力で、簡易に、光電子増倍管の電子増倍率を大幅に調整可能な光電子増倍管用電圧分割回路を提供する。【解決手段】 電圧分割部100は、高電圧(-HV)の分割を、抵抗素子111〜116、121、121、および、131〜134の夫々の抵抗値によって決定される固定的な態様で分割し、集束電極820、ダイノード831、832、および、ダイノード836〜838に供給する電位を固定的に発生する。一方、電圧分割部300は、可変抵抗器332を操作に応じて可変な態様で電圧分割を行ない、ダイノード833〜835に電位を供給する。
請求項(抜粋):
光を受光して電子を放出するフォトカソードと、前記フォトカソードから放出され、加速された電子を入力して電子増倍する第1のダイノード部と、前記第1のダイノード部から放出され、加速された電子を入力し、電子増倍する第2のダイノード部と、前記第2のダイノード部から放出され、加速された電子を入力して電子増倍する、2個以上のダイノードを有する第3のダイノード部とを備える光電子増倍管の前記フォトカソード、前記第1のダイノード部、前記第2のダイノード部、および前記第3のダイノード部の夫々に供給する電位を、高電圧を分割して発生する光電子増倍管用電圧分割回路であって、前記フォトカソードに供給される前記高電圧の第1の側の電位と、前記高電圧の第2の側の電位とを入力し、前記第1のダイノード部および前記第3のダイノード部に供給する電位を所定の分割比で出力する第1の電圧分割部と、前記高電圧の第1の側の電位と前記高電圧の第2の側の電位とを入力し、前記第2のダイノード部に供給する電位を、可変な分割比で出力する第2の電圧分割部と、を備えることを特徴とする光電子増倍管用電圧分割回路。

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