特許
J-GLOBAL ID:200903009410903230

アルミ押出し用ダイスの白層酸化防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001213
公開番号(公開出願番号):特開平10-192957
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 予熱時に薄層の酸化を防止し、押出しに繰返し使用してもベアリング面の劣化がなく、表面性状の良好な押出し形材を得る。【解決手段】 Fe及びFe-N系化合物よりも酸化物生成エネルギーが低い元素を窒化処理されたダイス表面にイオン注入する。注入イオン種には、Al,Cr,Si,V,Mn,Ti等があり、表層から0.1μm以上の深さで濃度が20原子%以上となるようにダイス表面にイオン注入される。イオン注入に際してダイスを200〜350°Cに保持するとき、ダイスの材質に悪影響を及ぼすことなく、照射イオンの注入効率を高めることができる。【効果】 イオン注入を押出し前の予熱に先立って施すとき、注入されたイオン種が予熱工程で優先的に酸化されるので、Fe-N系からなる白層の酸化が防止される。
請求項(抜粋):
Fe及びFe-N系化合物よりも酸化物生成エネルギーが低い元素を窒化処理されたダイス表面にイオン注入することを特徴とするアルミ押出し用ダイスの白層酸化防止方法。
IPC (3件):
B21C 25/02 ,  C23C 14/48 ,  C23C 28/00
FI (3件):
B21C 25/02 Z ,  C23C 14/48 Z ,  C23C 28/00 B

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