特許
J-GLOBAL ID:200903009411571036

中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252160
公開番号(公開出願番号):特開平11-098183
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 トラフィック環境に応じてカットスルートリガを可変できるようにし、これによりカットスルートラフィックを増加させて通信効率の向上を図る。【解決手段】 ホップバイホップ転送に伴うルーティング処理を行いながら、トリガフィルタリング部16Aにおいて、予め設定した複数のトリガ条件の各々について該当するホップバイホップパケットの転送数をそれぞれ計数し、かつプロセッサ15Aにおいて、上記トリガフイルタリング部16Aで得られる各トリガ条件ごとの計数値を基に、ホップバイホップ転送の全トラフィックに占める各トリガ条件に該当するトラフィックの比率をそれぞれ算出し、この比率が予め設定したしきい値を超えるトリガ条件をカットスルートリガとして選択して、カットスルー転送モードを選択するかホップバイホップ転送モードを選択するかを判定し、それぞれのルーティング処理を行うようにしたものである。
請求項(抜粋):
ネットワーク層においてパケットのルーティング処理を行うホップバイホップ転送モードと、データリンク層においてパケットのスイッチング処理を行うカットスルー転送モードとを備え、これらのモードを選択的に使用してパケットのルーティング処理を行う中継装置において、カットスルートリガになりうる所定の複数の条件の各々について、該当するホップバイホップ転送のトラフィックをそれぞれ検出するためのトラフィック監視手段と、このトラフィック監視手段により得られた前記各条件ごとのトラフィックを所定のしきい値と比較し、トラフィックがこのしきい値を超える条件をカットスルートリガとして選択するための条件選択手段と、この条件選択手段により選択された条件を基に、受信パケットについてカットスルー転送を行うかホップバイホップ転送を行うかを判定し、この判定結果に基づいてルーティング処理を行うルーティング処理手段とを具備したことを特徴とする中継装置。

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