特許
J-GLOBAL ID:200903009422098332
内燃機関のバルブタイミング調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110249
公開番号(公開出願番号):特開平5-306604
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 内燃機関のバルブタイミング調整装置全体の軸方向の長さを短くして突出量及び体格を小さくし、シャフトの支持を容易にすると共に、搭載性を良くする。【構成】 内燃機関のクランクシャフトによって駆動されるスプロケット2にスリーブ5を、それと対向してカムシャフト1にスリーブ3を設け、それらの内歯ヘリカルスプライン6と外歯ヘリカルスプライン7の間に進入して両者の間に相対的な回転位相の変化を与える外歯8a及び内歯8bを備えた制御部材8を、軸方向にのみ移動可能なシャフト部9と、回転のみ可能なナット部10と、それらのねじ溝を転動する多数のボール10aからなるボールねじ機構により軸方向に進退させる。特に、ナット部10とモータ20のロータ12とを一体的に構成すると共に、ロータ12を制御部材8と同軸でその略外周部に配置することにより軸方向の長さを短縮している。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトとカムシャフトとの間に形成され、同軸上に支持された2つの回転部材の間に配置され、カムシャフトの軸方向に移動することにより2つの前記回転部材を相対的に回転させて、クランクシャフトとカムシャフトとの間の回転位相を変更する制御部材と、該制御部材を軸方向に移動させるための送り機構を含む位相制御機構とを備えた内燃機関のバルブタイミング調整装置において、前記位相制御機構は、軸方向の移動は拘束されていて回転のみ可能なナット部と、前記ナット部の回転に伴って軸方向に移動可能なシャフト部と、前記ナット部と連結され、前記制御部材と同軸でその略外周部に配置されたロータを有するモータとを備えることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング調整装置。
前のページに戻る