特許
J-GLOBAL ID:200903009424300678

ランキンサイクルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063379
公開番号(公開出願番号):特開平10-252557
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】ランキンサイクルエンジンを複数のランキンサイクルユニットにて構成して、ランキンサイクルエンジンの出力を増大させる。【解決手段】作動流体を収容して加熱する加熱室10eを各ランキンサイクルユニット10a〜10cのシリンダ11とは独立して形成し、加熱室10eの空間部16bと各シリンダ11の加熱空間部11aを連結通路17を介して連結して、加熱室10eにて加熱された作動流体を、加熱室10eと各シリンダ11間の圧力差により、各シリンダ11の加熱空間部11aへタイミングバルブ17cを介して同期して供給する。また、各ランキンサイクルユニット10a〜10cの出力取出部を一体化して、同出力取出部から各ランキンサイクルユニット10a〜10cの駆動力を総和した出力を取出す。
請求項(抜粋):
液相および気相に相変化する作動流体を所定量収容するシリンダと、同シリンダの一端側の空間部を加熱して同空間部を加熱空間部に構成する加熱手段と、同シリンダの中間部を冷却して同中間部を冷却空間部に構成する冷却手段とを備え、前記作動流体の液相界面に作用する同作動流体の気相圧力を、同気相を前記加熱空間部で加熱膨張して増圧させるとともに加熱膨張した前記気相を前記冷却空間部で冷却凝縮して減圧させることにより、前記作動流体の液相を往復運動させるランキンサイクルユニットを複数個備えたランキンサイクルエンジンであり、前記作動流体の液相を前記各シリンダの加熱空間部に供給する連結通路と、前記各シリンダの加熱空間部への該作動流体の供給を同期させるタイミングバルブとを設け、かつ前記各ランキンサイクルユニットの出力取出部を一体化したことを特徴とするランキンサイクルエンジン。

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