特許
J-GLOBAL ID:200903009424444521

光位相変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051533
公開番号(公開出願番号):特開平9-243976
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【目的】 入射光の偏波状態に制限を受けることなく、安定的な光位相変調を行う光位相変調器を提供することである。【構成】 光位相変調器に入射された光波は、まず第1の変調電極対102によって形成されるZ軸方向の電界内に到達する。この電界内においては、電気光学結晶基板100のZ軸方向の屈折率が変化する。そのため、光波のTM成分が光位相変調される。TM成分が変調された光波は、続いて第2の変調電極対103によって形成されるX軸方向の電界内に到達する。この電界内においては、電気光学結晶基板100のX軸方向の屈折率が変化する。そのため、光波のTE成分が光位相変調される。なお、第1の変調電極対102に供給される変調信号は、光波のTM成分およびTE成分が同じ光位相変化量を受けるように、減衰部106によって減衰されている。
請求項(抜粋):
光学異方性を有する電気光学結晶基板に光導波路を形成し、当該結晶基板に電界を印加することによって当該光導波路の屈折率を変化させ、当該光導波路内を進行する光波の位相を変調する光位相変調器であって、前記光導波路に対して、当該光導波路に垂直かつ電気光学結晶基板面の法線方向(以下、基板法線方向と称する)の電界を印加する第1の変調電極対と、光導波路方向に前記第1の変調電極対と縦続に配置されており、前記光導波路に対して、当該光導波路に垂直かつ前記法線方向と直交する方向(以下、基板法線直交方向と称する)の電界を印加する第2の変調電極対と、外部から入力する変調信号を2分岐し、分岐した変調信号をそれぞれ前記第1および第2の変調電極対に供給する分岐/供給手段とを備える、光位相変調器。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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