特許
J-GLOBAL ID:200903009426606588

2方向空転・ロック切替えクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-274965
公開番号(公開出願番号):特開2000-104754
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 正逆両方向にロック状態を保ち、操作によって正逆両方向に同時に回転可能になるという新たな機能を持ちながら、ロック状態において、負荷の方向が変わっても遊び角が生じないようにする。【解決手段】 カム面9を持つ内輪1と外輪2の間に、内外に重なる保持器5,6を設ける。これら保持器5,6のポケット連通部14内に、2個の係合子3と、これら係合子3の間隔を広げてカム面9に押し付ける弾性体17とを設ける。内外の保持器5,6を回転方向にずらせてポケット連通部14を狭めるロック解除手段7を設ける。ロック解除手段7は、外側の保持器6を軸方向に押す操作部材21と、この押し付け動作に伴って、保持器5,6を若干回転させる内輪1の案内突部11等で構成する。
請求項(抜粋):
互いに内外に位置して正逆に相対回転可能な内側部材および外側部材と、内外に重なる2個の保持器からなり各保持器に互いに連通するポケットが形成された保持器対と、前記内外の保持器のポケットが連通した各ポケット連通部内に円周方向に並んで一対ずつ設けられて前記内側部材と外側部材間の正逆両方向の相対回転を摩擦接触でロック可能な係合子と、各対の係合子の間に介在してこれら係合子を互いに離す弾性体と、前記2個の保持器を円周方向に互いにずらせて前記ポケット連通部の連通幅を狭めるロック解除手段とを備えた2方向空転・ロック切替えクラッチ。
IPC (2件):
F16D 15/00 ,  F16D 41/08
FI (2件):
F16D 15/00 Z ,  F16D 41/08 Z

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