特許
J-GLOBAL ID:200903009433441322

グラウト注入管装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301329
公開番号(公開出願番号):特開平10-131170
出願日: 1996年10月25日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 軟弱地盤の強化のためにグラウトを注入するグラウト注入管装置において、従来の二重管構造のものに比して、その作業をより迅速かつ効率よく行うようにすること。【解決手段】 グラウト注入管装置において、スイベル部外管(20)が中実体で構成され、内部に三重管をなす3本の縦孔(28,29,30)が形成され、これら各縦孔が薬液の液圧送路管として構成される。各縦孔は横孔(31,32,33)及び環状溝(34,35,36)を介して対応する薬液注入口(27a,27b,27c)に連通し、外管(20)が回転しても連通状態は維持される。これら3本の液圧送路管にそれぞれ異なる薬液を流すことができるので、管を洗浄する手間がなくなり、作業の迅速化ならびに効率化が達成される。
請求項(抜粋):
土木工事の地盤凝固作業に使用する3種の薬液をなすA液、B液、C液を適宜混合してグラウトを形成して地盤の所要部位へ吐出するために、A液、B液、C液をそれぞれ注入するための3つの液注入口手段を備え、該それぞれの液注入口手段に別々に接続される3つの液圧送路管を備えるスイベル部外管と、前記スイベル部外管の3つの液圧送路管にそれぞれ密封して接続される3つの液圧送路管を備えるロッド部外管と、前記スイベル部外管の液注入口手段から注入されたこれら薬液を3つの液圧送路管からロッド部外管の液圧送路管を介して吐出するための吐出機構を備えるモニター部外管とよりなることを特徴とするグラウト注入管装置。

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