特許
J-GLOBAL ID:200903009436476135

湿式排煙脱硫装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-134927
公開番号(公開出願番号):特開平6-343824
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 より高い脱硫性能を経済的に達成すること。【構成】 脱硫剤を分級装置13で分級して、例えばスプレノズル4Cから粗い脱硫剤を含む吸収液を供給し、スプレノズル4Aから細かい脱硫剤を含む吸収液を供給する。相対的に亜硫酸ガス濃度の高い領域に粒径の粗い脱硫剤を含む吸収液を供給すると、亜硫酸ガス濃度の高い領域では液滴中に溶解する亜硫酸ガス量も増加し、液中のH2SO3濃度も高くなる。そのため、粒径の粗い脱硫剤でも十分に反応する。一方、相対的に亜硫酸ガス濃度の低い領域では液滴中に溶解する亜硫酸ガスや液中の亜硫酸量も少なくなるが、粒径の細かい脱硫剤を含む吸収液を供給することにより液中の亜硫酸濃度が低くても十分に反応する。その結果、粒径分布の広い脱硫剤をそのまま用いる場合と比較して高い脱硫性能を得ることができる。
請求項(抜粋):
ボイラ等の燃焼装置から排出される排ガスと吸収液を接触させることにより排ガス中の硫黄酸化物を処理する湿式排煙脱硫装置において、相対的に亜硫酸ガス濃度の高い排ガス領域に粒径の粗い脱硫剤を含む吸収液を供給する手段と、相対的に亜硫酸ガス濃度の低い排ガス領域に粒径の細かい脱硫剤を含む吸収液を供給する手段を設けたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
IPC (4件):
B01D 53/34 125 ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/18 ZAB

前のページに戻る