特許
J-GLOBAL ID:200903009449231573

吸収式冷凍機及びその初期防食皮膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296847
公開番号(公開出願番号):特開平11-218361
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】最適な吸収液、鋼材表面及び皮膜形成運転条件を選定した吸収式冷凍機の初期防食皮膜形成方法。【解決手段】吸収式冷凍機を構成する鋼材の内、100°C以上の吸収液に接する鋼材の少なくとも一部として、金属地肌で表面粗さが算術平均粗さで1.0μm以下の粗さの表面を有する鋼材を用いて冷凍機を組み立て、冷凍機中に、臭化リチウムを主成分とし、腐食抑制剤であるモリブデン酸リチウムの溶解量を450ppm以上750ppm以下に調整した吸収式冷凍機用吸収液を入れ、系内で作動する吸収式冷凍機用吸収液の腐食抑制剤であるモリブデン酸リチウムの溶解量を200ppm以上に保つ運転条件で吸収式冷凍機を運転することによって初期防食皮膜形成運転を行って、防食能力が極めて高い初期防食皮膜を表面上に形成させることを特徴とする。鋼材表面は、研摩、研削、引抜き加工等の機械加工、又は光輝熱処理して得られる。
請求項(抜粋):
吸収式冷凍機用吸収液として、臭化リチウムを主成分とし、腐食抑制剤としてモリブデン酸リチウム(Li2MoO4)を用いる吸収式冷凍機において、前記吸収式冷凍機を構成する鋼材の内、吸収液に接する鋼材の少なくとも一部の鋼材は、金属地肌で表面粗さが算術平均粗さで1.0μm以下の粗さの鋼材表面に、モリブデン酸リチウムによって防食能力が極めて高い防食皮膜が形成されているものであることを特徴とする吸収式冷凍機。
IPC (2件):
F25B 15/00 ,  F25B 47/00
FI (2件):
F25B 15/00 B ,  F25B 47/00 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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