特許
J-GLOBAL ID:200903009463416780

互いに相対移動可能な物体を固定する固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072826
公開番号(公開出願番号):特開平6-323356
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で作動の確実な固定装置を得る。【構成】 例えばドア用の固定装置において、2つの絞り部(33-11, 32-12)が2つの作動室(5, 6)間に直列で設けられている。
請求項(抜粋):
互いに相対移動可能な2つの物体を外力に抗して2つの逆向きの運動方向で固定する固定装置であって、固定装置が、2つの運動方向において、運動開始に対抗して働く保持力と、運動継続に対抗して働く-保持力に比べて小さい-運動抵抗とを生成し、更にこの固定装置が、互いに相対移動可能な2つの固定装置組立体(3; 4,7)を備えて実施されており、そのうち一方の組立体(3) が一方の物体と(2で)結合され、他方の組立体(4, 7)が他方の物体と(1で)結合されており、更に、この固定装置組立体(3; 4,7)の相対運動によって少なくとも2つの、作動流体を含有した体積可変作動室(5, 6)が、その都度の作動体積の大きさの点で、この作動室(5, 6)の体積比が運動方向に依存して逆向きに変化するように調節することができ、更にこの作動室(5, 6)が流体交換系(36,9,31,33,8,32,30,10,37)を通して互いに連通しており、この系が2つの交換方向において両作動室(5, 6)間の流体交換を可能とし、それもしかも、流体交換過程の間流体貫流抵抗がその開始時、その後の経過時よりも大きくなるように可能とするようになったものにおいて、流体交換系(36,9,31,33,8,32,30,10,37)が、それぞれ両方向に流過可能な、閉位置へと予圧された2つの絞り部(33-11, 32-12)の直列回路を有し、絞り部が、付属の作動室(5, 6)に連通した各1つの第1貫流ポート(9,10)と、それぞれ他方の絞り部の第2貫流ポート(32)に連通した各1つの第2貫流ポート(33)とを備えており、絞り部(33-11) の第1貫流ポート(9) の第1圧力値が、両絞り部(33-11,32-12)を開くのに十分であり、絞り部(33-11) の第1貫流ポート(9) の小さい第2圧力値が、流過を継続しながら両絞り部(33-11, 32-12)を開保持するのに十分であることを特徴とする固定装置。
IPC (3件):
F16F 9/00 ,  E05C 17/04 ,  E05F 5/02

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