特許
J-GLOBAL ID:200903009467860073

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196437
公開番号(公開出願番号):特開平9-096896
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光沢の経時低下化が少なく、鮮鋭性の経時低下が少なく、画像堅牢性に優れ、且つ白地の経時着色が少ないハロゲン化銀カラー写真感光材料の提供。【解決手段】 基紙の両面に樹脂被覆層が塗設された紙支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、紙支持体のハロゲン化銀乳剤層塗布側の樹脂被覆層が白色顔料の含有率が異なる2層以上の積層からなり、そのうち少なくとも1層がポリオレフィン樹脂またはポリエステル樹脂で、かつ少なくとも1層がポリオレフィン樹脂以外の樹脂からなる紙支持体であり、またハロゲン化銀乳剤層が塩化銀含有率95モル%以上99.9モル%以下のハロゲン化銀乳剤を含有し、かつ該感光性ハロゲン化銀乳剤層中にシアンカプラーとして一般式〔C-I〕又は一般式〔I〕〜〔IV〕から選ばれる化合物の少なくとも1種を含有する。
請求項(抜粋):
基紙の両面に樹脂被覆層が塗設された紙支持体上に感光性ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該紙支持体の該ハロゲン化銀乳剤層塗布側の樹脂被覆層が白色顔料の含有率が異なる2層以上の積層からなり、該積層のうち少なくとも1層がポリオレフィン樹脂またはポリエステル樹脂からなり、かつ該積層のうち少なくとも1層がポリオレフィン樹脂以外の樹脂からなる紙支持体であり、またハロゲン化銀乳剤層が塩化銀含有率95モル%以上99.9モル%以下のハロゲン化銀乳剤を含有し、かつ該感光性ハロゲン化銀乳剤層中にシアンカプラーとして一般式〔C-I〕又は一般式〔I〕〜〔IV〕から選ばれる化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】〔式中、R21は炭素原子数2〜6のアルキル基を表す。R22はバラスト基を表す。Z1 は水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応により離脱可能な原子もしくは基を表す。〕【化2】〔式中、R1は水素原子又は置換基を表し、R2は置換基を表す。mは置換基R2の数を示す。mが0の時、R1はハメットの置換基定数σPが0.20以上の電子吸引性基を表し、mが1又は2以上の時、R1及びR2の少なくとも一つはハメットの置換基定数σPが0.20以上の電子吸引性基を表す。Z1はベンゼン環等が縮合していてもよい含窒素複素5員環を形成するのに必要な非金属原子群を表す。R3は水素原子又は置換基を表し、Z2は-NH-と共に該ピラゾール環と縮環して、含窒素複素6員環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該6員環は置換基を有していてもよく、該ピラゾール環以外にベンゼン環等と縮環していてもよい。R4及びR5はハメットの置換基定数σPが0.20以上の電子吸引性基を表す。ただし、R4とR5のσP値の和は0.65以上である。Z3は、含窒素5員複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該5員環は置換基を有していてもよい。R6及びR7は水素原子又は置換基を表し、Z4は含窒素6員複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表し、該6員環は置換基を有していてもよい。X1,X2,X3及びX4は、各々、水素原子又は発色現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱する基を表す。〕
IPC (7件):
G03C 7/34 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/79 ,  G03C 7/00 520 ,  G03C 7/00 530 ,  G03C 7/00 540 ,  G03C 7/38
FI (7件):
G03C 7/34 ,  G03C 1/035 C ,  G03C 1/79 ,  G03C 7/00 520 ,  G03C 7/00 530 ,  G03C 7/00 540 ,  G03C 7/38

前のページに戻る