特許
J-GLOBAL ID:200903009468722294
バラ栽培品種の増殖およびインビトロ開花
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
青山 葆
, 岩崎 光隆
, 中嶋 正二
, 小島 一晃
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-540555
公開番号(公開出願番号):特表2004-522423
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
本発明は、バラ植物体のミクロ繁殖およびバラ植物体のインビトロ開花についての組成物および方法に関する。若い苗条を誘発して、新芽を、ベンジルアデニン、オーキシン、炭素源としての2%スクロースを含む第1培養基を含有する閉鎖容器中でつくる。新芽を切りとり、小植物体の繁殖および増殖のための培養基上で培養する。ついで、小植物体を、チジアズロン、オーキシン、ミオイノシトールを含む花新芽誘発のための培養基に移し、ベンジルアデニンおよびオーキシンを含む小植物体伸長のための培養基上で培養し、最後に光ホルモンを有さない開花のための第5培養基中で培養する。あるいは、繁殖および増殖の後に小植物体を、ゼアチン、オーキシン、ミオイノシトールを含む花新芽誘発のための培養基に移し、ついで光ホルモンを有さない伸長および開花のための培養基上で培養する。
請求項(抜粋):
バラ植物体のミクロ繁殖およびその植物体からのバラ開花のための方法であって、
(a)成熟バラ植物体またはバラ植物組織培養物から若い苗条を無菌状態で調製し、
(b)苗条を閉鎖容器中の第1培養基(第1培養基はサイトカイニン、オーキシン、炭素源としてのスクロースを含む)上で培養して、新芽をもつ外植体をつくり、
(c)外植体から新芽を取りだし、
(d)新芽を閉鎖容器中の第1培養基上で繁殖させて、新たに形成した新芽をもつ小植物体をつくり、
(e)小植物体を閉鎖容器中の第1培養基上で増殖し、
(f)増殖された小植物体を培養して、花新芽を閉鎖容器中の第2培養基(第2培養基は少なくとも1種のサイトカイニンおよびオーキシンを含む)上で誘発し、
(g)花新芽をもつ小植物体を閉鎖容器中の第3培養基(第3培養基は炭素源としてのスクロースを含む)上で培養する
ことを含む方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
2B030AA03
, 2B030AB02
, 2B030CA28
, 2B030CD06
, 2B030CD07
, 2B030CD10
, 2B030CD16
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