特許
J-GLOBAL ID:200903009472009632
リチウムイオン二次電池、及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-050138
公開番号(公開出願番号):特開2007-227310
出願日: 2006年02月27日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】熱暴走(過昇温)に起因する発煙等の危険性が抑制された信頼性の高いリチウムイオン二次電池、及びその製造方法を提供する。【解決手段】リチウムイオン二次電池は、ケース内に位置し、リチウムイオン二次電池の通常使用温度範囲の最高温度より高く、正極活物質153の分解温度より低い温度で脱離する第1結合水161であって、第1結合水161に由来する第1由来ガスを発生する第1結合水161を含んでいる。第1結合水161の含有量を、リチウムイオン二次電池の温度が、通常使用温度範囲の最高温度を超えてから正極活物質153の分解温度に達する前に、ケース内の第1結合水161及び他のガスによりケースの内圧が開弁圧Pに達する量としている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
正極活物質を含む正極合材を備える正極板、負極板、及びセパレータを有する電極体と、
上記電極体を収容するケースと、
上記ケースを封止する安全弁であって、上記ケースの内圧と外気圧との差圧が所定の開弁圧に達すると、上記ケースの封止を開放して上記ケース内のガスを排出する安全弁と、を備える
リチウムイオン二次電池であって、
上記ケース内に、上記リチウムイオン二次電池にかかる通常使用温度範囲の最高温度より高く、上記正極活物質の分解温度より低い温度の範囲で脱離する第1結合水であって、脱離により当該第1結合水に由来する第1由来ガスを発生する第1結合水を含み、
上記第1結合水の含有量を、
上記リチウムイオン二次電池の温度が、上記通常使用温度範囲の最高温度を超えた後で、且つ上記正極活物質の分解温度に達する前に、上記ケース内の上記第1由来ガス及び他のガスにより上記差圧が上記開弁圧に達する量としてなる
リチウムイオン二次電池。
IPC (5件):
H01M 10/40
, H01M 4/02
, H01M 4/58
, H01M 4/04
, H01M 4/62
FI (5件):
H01M10/40 Z
, H01M4/02 C
, H01M4/58
, H01M4/04 A
, H01M4/62 Z
Fターム (39件):
5H029AJ12
, 5H029AK03
, 5H029AL08
, 5H029AM03
, 5H029AM05
, 5H029AM07
, 5H029BJ13
, 5H029BJ27
, 5H029CJ02
, 5H029CJ08
, 5H029CJ11
, 5H029CJ13
, 5H029CJ22
, 5H029CJ28
, 5H029DJ08
, 5H029EJ03
, 5H029HJ00
, 5H029HJ01
, 5H029HJ07
, 5H029HJ14
, 5H029HJ15
, 5H050AA15
, 5H050BA17
, 5H050CA07
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050CB09
, 5H050DA09
, 5H050EA01
, 5H050FA04
, 5H050GA02
, 5H050GA10
, 5H050GA13
, 5H050GA22
, 5H050HA01
, 5H050HA07
, 5H050HA14
, 5H050HA15
, 5H050HA20
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
非水系電池
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-112430
出願人:富士電気化学株式会社
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