特許
J-GLOBAL ID:200903009477222890

四重極質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-199813
公開番号(公開出願番号):特開平10-027570
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 質量走査の際の走査時間を短縮化する。【解決手段】 CPU31は、目的イオンに応じて適宜のデータをメモリ32から読み出しD/A変換器30に与える。D/A変換器30の出力電圧により、四重極質量フィルタ25の電極に印加される直流及び高周波電圧の値が決まる。D/A変換動作のタイミングは、CPU31により制御される。印加電圧の保持時間は目的イオンが電極を通過するに要する時間に応じて予め決められ、イオンの質量が大きいほど保持時間が長くなるように、CPU31はタイミングを制御する。このため、1回の走査に要する時間は短くなる。
請求項(抜粋):
四重極質量フィルタを備える四重極質量分析装置において、a)目的とする質量のイオンのみが四重極質量フィルタを通過するように、直流電圧と高周波電圧とを重畳した電圧を該四重極質量フィルタの電極棒に印加する四重極駆動手段と、b)所定の質量範囲を走査するに際し、質量が小さく四重極質量フィルタの電極棒を通過する時間が短いイオンに対しては保持時間を短く、質量が大きく該電極棒を通過する時間が長いイオンに対しては保持時間を長くするように、目的とするイオンの質量に応じて印加電圧の保持時間を変えるべく四重極駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする四重極質量分析装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-342947
  • 特開平1-195647
  • 特開平4-342947
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