特許
J-GLOBAL ID:200903009480486628
自動車のダッシュボード
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-508640
公開番号(公開出願番号):特表平8-502002
出願日: 1993年09月18日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】この発明のダッシュボードは、クロスベアー(1)とこれに装着された計器パネル(17)とから構成される。クロスベアーは、空間部を有しており、さらにこの空間部にはパイプが挿入されている。このパイプは、弾性プラスチック材料からなり、かつ、新鮮な空気あるいはクロスベアーの中央部に配置された暖房装置または空調装置(7)で調節された空気をクロスベアーの外端に導くためものである。また、パイプ(13)の外端(24)は、連結部(25)を介して、計器パネル(17)に具備された吹き出し孔(19、20、23)へ接続される。
請求項(抜粋):
自動車のダッシュボード1.車両室内の全幅にわたる長さを有するクロスベアー(1)と、このクロスベアー(1)に固定された計器パネル(17)とを備え、さらに、新鮮な空気または冷暖房用の空気を車両室内へ供給するためのダクトを備えた自動車のダッシュボードであって、前記クロスベアー(1)が箱型の中空部を有するとともに中央に空間部(6)を備え、かつ、底部境界部分に暖房装置あるいは空調装置(7)を収納するための空間部(6)を備え、前記クロスベアー(1)の天井部に少なくとも一つの通気孔(8)を有し、また、前記クロスベアー(1)は両端に孔部(12)を設けた構造であり、また、前記クロスベアーには、2つのパイプ(13)が挿入されており、このパイプ(13)は可撓性を有するプラスチック材料からなり、かつクロスベアーの一方の端にある孔部(12)から空間部(6)へ各々延ばされ、パイプ(13)の内側端部に暖房装置あるいは空調装置(7)の接続のためのカラー(14)を有し、また、計器パネル(17)が車両室内側においてクロスベアーを覆っており、かつ前記計器パネル(17)が、クロスベアー(1)の通気孔(8)およびパイプ(13)の外側端部(24)と接続されるようになっている吹き出し孔(18、19、20、22、23)を備えていることを特徴とする自動車のダッシュボード。2.各パイプ(13)の外側表面に突出部(16)を設け、パイプとクロスベアーの内側表面の間にスペースを形成したことを特徴とする請求頃1に記載の自動車のダッシュボード。3.各パイプ(13)がその内側端部近傍に蛇腹形態をなしている部分(15)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動東のダッシュボード。4.各パイプ(13)が低密度かつ高弾性のポリエチレンのブローモールディングによって造られることを特徴とする請求項1から3までのいづれか一項に記載の自動車のダッシュボード。5.クロスベアー(1)が、ほぼL型断面を有する中間部(3)と、この中間部(3)に取り付けられるとともにパイプ(13)が挿入される多角型断面部を有する2つの側部(4)とから構成され、前記クロスベアー(1)の側部(4)の内側端部間に暖房装置あるいは空調装置(7)を設置するための空間部(6)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のダッシュボード。6.クロスベアー(1)の中間部(3)および側部(4)とは、軽金属の押出成型品により構成され、互いに溶接されることを特徴とする請求項5に記載の自動車のダッシュボード。
IPC (4件):
B62D 25/14
, B60H 1/00 102
, B62D 25/08
, B62D 29/00
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