特許
J-GLOBAL ID:200903009480778912
かご形ロータの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-042563
公開番号(公開出願番号):特開2004-254433
出願日: 2003年02月20日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】エンドリングとバーのろう付け接合部の欠陥を低減することができるかご形ロータの製造方法を提供する。【解決手段】エンドリング2の貫通穴7とバー1の隙間をろう付け接合するかご形ロータの製造方法において、エンドリング2の貫通穴7の上面に、貫通穴7と連通する円周状の溝11を設け、かご形ロータを組む際に、ロータコア3とエンドリング2の熱膨張差に基づいて、ろう付け温度到達前には、バー1をエンドリング2の貫通穴7の内面の反ロータコア3中心側に寄せるとともに、バー1を拘束するように溝11内にろう材4を配置し、ろう付け温度到達後には、エンドリング2の熱膨張によって、エンドリング2の貫通穴7の移動に伴って、バー1がエンドリング2の貫通穴7のほぼ中央に位置するようにして、真空高周波ろう付けあるいは、雰囲気ガス中高周波ろう付けする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
銅または銅合金製のエンドリングに銅または銅合金製のバーを挿入するための貫通穴を設け、前記バーを、ロータコアのスロット、および前記ロータコアの両側に配設した前記エンドリングの貫通穴に挿入し、前記エンドリングの貫通穴と前記バーの隙間をろう付け接合するかご形ロータの製造方法において、
前記エンドリングの貫通穴の上面に、前記貫通穴と連通する円周状の溝を設け、
かご形ロータを組む際に、前記ロータコアと前記エンドリングの熱膨張差に基づいて、ろう付け温度到達前には、前記バーを前記エンドリングの貫通穴の内面の反ロータコア中心側に寄せるとともに、前記バーを拘束するように前記溝内にろう材を配置し、
ろう付け温度到達後には、前記エンドリングの熱膨張によって、前記エンドリングの貫通穴の移動に伴って、前記バーが前記エンドリングの貫通穴のほぼ中央に位置するようにして、
真空高周波ろう付けあるいは、雰囲気ガス中高周波ろう付けすることを特徴とするかご形ロータの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H02K17/16 A
, H02K15/02 J
Fターム (16件):
5H013LL03
, 5H013MM08
, 5H013NN00
, 5H013NN06
, 5H013PP03
, 5H615AA01
, 5H615BB01
, 5H615BB06
, 5H615BB14
, 5H615PP03
, 5H615PP14
, 5H615QQ12
, 5H615SS09
, 5H615SS16
, 5H615TT14
, 5H615TT16
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