特許
J-GLOBAL ID:200903009482896041

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201830
公開番号(公開出願番号):特開平5-341040
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】パルス毎に不等間隔に送信されたレーダ信号の受信信号に対して上述したドプラフィルタ処理を行う場合であっても、ドプラフィルタとしてのフィルタ形状を良好に維持して、精度の高いドプラ周波数分解を実現することのできるレーダ信号処理装置を提供する。【構成】不等間隔にパルス送信された信号のレーダ受信信号各々に対してフーリエ変換を実行するフーリエ変換手段と、これらフーリエ変換出力各々の前記不等間隔でのパルス送信によって時間間隔にずれが来たしている角速度成分を補償すべく、これらフーリエ変換出力の別に、分離を所望するドプラ周波数とレーダ観測開始時点からの実際の経過時間との積で表される位相回転を同フーリエ変換出力の各々に対して与える位相補償手段と、これら位相補償された信号のうち前記巡回利用されるパルス送信間隔にあって同一周波数成分を示す各々同一の巡回周期内に送信されたパルスに対応するもの全てを加算出力する加算手段と、をそれぞれ具えて、分離を所望するドプラ周波数を中心とする帯域通過フィルタを構成する。
請求項(抜粋):
送信パルス間隔として予め複数のパルス間隔を用意し、これらを順次巡回して利用することで不等間隔なパルス送信を実現するスタガトリガ方式を採用したレーダ装置において、前記不等間隔にパルス送信された信号のレーダ受信信号各々に対してフーリエ変換を実行するフーリエ変換手段と、これらフーリエ変換出力各々の前記不等間隔でのパルス送信によって時間間隔にずれが来たしている角速度成分を補償すべく、これらフーリエ変換出力の別に、分離を所望するドプラ周波数とレーダ観測開始時点からの実際の経過時間との積で表される位相回転を同フーリエ変換出力の各々に対して与える位相補償手段と、これら位相補償された信号のうち前記巡回利用されるパルス送信間隔にあって同一周波数成分を示す各々同一の巡回周期内に送信されたパルスに対応するもの全てを加算出力する加算手段と、を具えて、前記分離を所望するドプラ周波数を中心とする帯域信号を保存することを特徴とするレーダ信号処理装置。
IPC (3件):
G01S 13/53 ,  G01S 7/292 ,  G01S 13/22

前のページに戻る