特許
J-GLOBAL ID:200903009483431794

分析試験片の除錆方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-024568
公開番号(公開出願番号):特開平11-223584
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 鋼材試験片やめっき鋼材試験片に生成した錆を地鉄の浸食を抑えつつ短時間で完全に除去することができ、更にこの除錆溶液で除去され沈殿した錆を当該溶液中で短時間で溶解させることができる除錆方法を見い出す。【解決手段】 鋼材及びめっき鋼材の試験片表面に生成した錆を定量分析する工程でその錆を除去する方法において、上記試験片を、塩酸を5〜25wt.%、及び、ヘキサメチレンテトラミンを0.1〜10g/l含有し、液温が20〜70°Cの範囲内にある水溶液からなる浴中に浸漬し、こうして上記錆を溶解及び剥離させた後に、上記浴中に、過酸化水素を0.1〜5wt.%添加する。【効果】 建材等に使用される鋼材の耐食性評価方法の確立に寄与する。
請求項(抜粋):
鋼材及びめっき鋼材の試験片表面に生成した錆を定量分析する工程で前記錆を除去する方法において、前記試験片を、塩酸:5〜25wt.%、及び、ヘキサメチレンテトラミン:0.1〜10g/lを含有し、液温が20〜70°Cの範囲内にある水溶液からなる浴中に浸漬し、こうして前記錆を溶解及び剥離させた後に、前記浴中に、過酸化水素を0.1〜5wt.%添加することを特徴とする、分析試験片の除錆方法。

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