特許
J-GLOBAL ID:200903009486570060
半嵌合検知コネクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323918
公開番号(公開出願番号):特開平9-147987
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 カム機構を構成する可動部材を平行に往復動可能に支持するためには構造が複雑になり、また、往復動の途中で引っかかりやすかった。【解決手段】 雌側コネクタ20においては、円筒状のフード31を備えたハウジング30の外周に捻りバネ50を介在させて円筒状のカバー40を被せるように装着し、フード部31には軸線方向に一致する切り込み33を形成しつつ雄側コネクタ10には切り込み33に進入可能なリブ11を形成して挿入時に回転不能に規制し、さらに、カバー40に斜め方向に向けた押し出し用スリット42aと軸線方向に直交する抜け止め用スリット42bとを形成しつつ雄側コネクタ10にはリブ11の先端外側に突出するカムピン11aを形成し、押し出し用スリット42aの傾斜面にてカバー40を回転させる反力で雄側コネクタ10を押し出しつつ終端の抜け止め用スリット42bに入り込んだときにはカバー40が回転して係合する。
請求項(抜粋):
一対のコネクタハウジングを備えて一方に形成したフード部内に他方を挿入して嵌合接続するにあたり、一方のコネクタハウジングにて挿入方向に対して直交する方向に移動可能に保持された可動部材と、同可動部材を所定方向に付勢するスプリングと、他方のコネクタハウジングにて同可動部材に当接可能に配設された固定部材とからなるカム機構を備え、同可動部材と固定部材との当接面には少なくとも一方に傾斜面を形成して挿抜作業時に上記可動部材を挿抜方向と直交する方向へ移動させてスプリングの反力にて挿抜方向に沿った補助力を得るようにした半嵌合検知コネクタにおいて、上記一方のコネクタハウジングでは上記フード部を円筒からなる内筒と外筒とを重ね合わせて相対回転可能に支持せしめつつ両者の間で相対回転を規制するように付勢するスプリングを配設してかかる筒体の一方にて上記可動部材を構成し、上記他方のコネクタハウジングでは上記可動部材に当接可能な固定部材を配設し、上記一方のコネクタハウジングと上記他方のコネクタハウジングとが挿抜時に相対回転不能となるように回転規制機構を形成したことを特徴とする半嵌合検知コネクタ。
IPC (2件):
FI (2件):
H01R 13/64
, H01R 13/639 Z
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