特許
J-GLOBAL ID:200903009504019600

自動クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192812
公開番号(公開出願番号):特開平11-037177
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 微速走行時に滑らかにクラッチの解放,係合を行うことができ、しかも耐久性,省電力性に優れた自動クラッチ制御装置を提供する。【解決手段】 アクセルセンサから読み込んだアクセル操作量Aに基づいて設定された目標ストロークSMと、ストロークセンサから読み込んだ実ストロークSDとに基づいてストローク偏差△S(=SM-SD)を算出(210〜240)し、クラッチを解放方向へ駆動する必要がある時には、このストローク偏差△Sに基づいて増圧弁のデューティ比,モータ回転数を設定(250〜280)する。クラッチが滑らかに作動するように、ストローク偏差△Sが小さくなるほど、増圧弁18のデューティ比を小さな値に設定し、クラッチを駆動するためのオイル流量を制限するが、これと共に、ストローク偏差△Sが許容値G0以下の時には、ポンプ16aの駆動力がオイル流量に見合うように、モータ回転数を小さな値に設定する。
請求項(抜粋):
係合方向に付勢された摩擦クラッチを解放方向に作動させるために設けられたレリーズフォークへの駆動力を発生させるレリーズシリンダと、該レリーズシリンダに供給するオイルを圧送するポンプと、該ポンプを駆動するモータと、前記ポンプが圧送するオイルを前記レリーズシリンダに供給するオイル供給経路に設けられ、該オイル供給経路を開閉することにより前記レリーズシリンダの油圧を調整する増圧弁と、前記レリーズシリンダからオイルを排出するオイル排出経路に設けられ、該オイル排出経路を開閉することにより前記レリーズシリンダの油圧を調整する減圧弁と、エンジン出力を調整するアクセルの操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、前記レリーズフォークの操作位置を検出する操作位置検出手段と、前記アクセル操作量検出手段での検出結果に基づいて前記レリーズフォークの目標操作位置を設定し、前記ストローク検出手段にて検出される実操作位置が前記目標操作位置に一致するように前記増圧弁および減圧弁を駆動制御する増減圧弁制御手段と、を備えた自動クラッチ制御装置において、設定されたモータ回転数にて前記モータを駆動制御するモータ制御手段と、前記目標操作位置と前記実操作位置との偏差に基づいて前記モータ回転数を設定し、前記偏差が小さいほど前記モータ回転数を小さな値とする回転数設定手段と、を設けたことを特徴とする自動クラッチ制御装置。
IPC (4件):
F16D 25/14 640 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16D 25/14 640 U ,  F16H 61/02

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