特許
J-GLOBAL ID:200903009508272211

インクジェット記録ヘッドの製造方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-255930
公開番号(公開出願番号):特開平8-118661
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】インク流路の変形が少なく、接合強度の安定性に優れ、容易かつ安価に生産できる非結晶性熱可塑性樹脂材料を母材とするインクジェット記録ヘッドの製造方法、およびその製造装置を提供する。【構成】凹溝として形成されたインク流路4を有するキャビティ板2と、平板状の振動板3とを接合してインク流路4を内包したインク噴射容器部1を製造する方法において、キャビティ板および振動板が非結晶性熱可塑性樹脂(例えばポリエーテルイミド樹脂)からなり、これと相溶性を有する有機溶剤(例えばクロロホルム)蒸気を例えば振動板側の接合面9に結露させて接合面に一定の厚みの膨潤層を形成し、この膨潤層を介してキャビティ板および振動板を加圧接合し、その後加熱乾燥処理を行う。
請求項(抜粋):
インク供給部,流路抵抗調整部,加圧室部,ノズル部等が凹溝として形成されたキャビティ板と、平板状の振動板とを前記凹溝を覆うよう気密に接合してインク流路を内包したインクジェット記録ヘッドのインク噴射容器部を製造する方法において、前記キャビティ板および振動板が非結晶性熱可塑性樹脂からなり、これと相溶性を有する有機溶剤蒸気の結露により少なくとも一方の接合面に一定の厚みの膨潤層を形成し、この膨潤層を介してキャビティ板および振動板を接合することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 A

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