特許
J-GLOBAL ID:200903009508635896

ミシンの糸調子調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336699
公開番号(公開出願番号):特開平6-154454
出願日: 1992年11月24日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、調整ダイヤル及び小ねじを回動することにより糸調子の微調整ができる糸調子調整装置を提供するものである。【構成】 糸調子台8の突起8aに装着した糸調子棒9に糸調子板10、糸調子皿11、糸緩めレバー13、第1のばね15及び調節腕16を装着した糸調子部と、糸調子台8の支持腕8bに装着した調整ダイヤル17の回動で作動板18を移動し、調節腕16を移動して糸調子部の糸調子板10と糸調子皿11の間の押圧力を調整するダイヤル調整部と、作動板18に第2のばねを介してロックナットで固定した小ねじ22の回動で調節腕16を移動して、糸調子部の糸調子板10と糸調子皿11の間の押圧力を調整するねじ調節部とから構成される。この装置では、メーカーは小ねじ22で出荷時の調整を行い、縫製者(ユーザー)は調整ダイヤル17で糸調子を変えて製造した場合も調整ダイヤル17でメーカーで設定された標準糸調子に戻すことができる。
請求項(抜粋):
直角に折れ曲がった支持腕を持つ糸調子台の上部に設けた突起に固着された糸調子棒に糸調子板、糸調子皿、糸緩めレバーの円盤部、糸調子皿押え、第1のばね及び調節腕の一端に設けた孔が順次挿通され、前記糸緩めレバーは前記糸調子台の支持腕の長穴を通して突出されるように構成された糸調子部と、調整ダイヤルの中心に突出したボスを作動板の長穴に挿入し、該作動板に設けた突起を前記調整ダイヤルの扇形カム溝に挿入し、前記調整ダイヤルの中心に設けた透孔に通された固定ねじを前記支持腕の先端の透孔に通して、前記調整ダイヤルの端面に設けた切り欠きと係合する係合部を持つ分割ばねの透孔を通して固定ナットで固定したダイヤル調整部と、前記糸調子部の前記調整腕の他端を前記作動板の角孔に通し、かつ、前記作動板の直角折曲げ部の透孔を通す小ねじを第2のばねを介して前記調整腕の他端に設けたねじ孔に通し、該小ねじの先端をナットで固定したねじ調節部とを備えたことを特徴とするミシンの糸調子調整装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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