シアル酸転移酵素及びそれをコードするDNA

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：遠山勉 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-184184
公開番号（公開出願番号）：特開平11-018778
出願日： 1997年07月09日
公開日（公表日）： 1999年01月26日
要約：

【要約】【課題】ラクトシルセラミドのガラクトース残基にシアル酸を転移してガングリオシドGM3を合成する酵素及びその酵素をコードするDNAを提供する。【解決手段】癌細胞を分化誘導剤で処理することにより分化させ、分化した癌細胞からcDNAライブラリーを作成して宿主細胞に導入し、ガングリオシドを細胞膜上に発現した宿主細胞を検出し、上記で検出された宿主細胞をソーティングしてライブラリーを濃縮して、濃縮したライブラリーから導入した遺伝子を切り出す。

請求項（抜粋）：

下記の理化学的性質を有するシアル酸転移酵素。?@作用:シアル酸供与体から、シアル酸受容体であるラクトシルセラミドに含まれるガラクトース残基の3位水酸基へ選択的にシアル酸を転移してガングリオシドGM3を生成する。?A至適反応pH:pH6.0〜7.0。?B阻害及び活性化:10mMのMn2+により活性が1.5倍以上に上昇する。

IPC (2件)：

C12N 15/09 ZNA , C12N 9/10

FI (2件)：

C12N 15/00 ZNA A , C12N 9/10

前のページに戻る