特許
J-GLOBAL ID:200903009512377435

真空圧力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-082823
公開番号(公開出願番号):特開平7-295655
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 最大吸い込み流量を増加しつつ小型化し得る真空圧力制御装置を提供する。【構成】 弁孔31内に軸方向摺動自在となった弁軸32には、弁座33を閉じる方向のばね力が付勢された弁体34が設けられ、ハウジング23内には外部に連通された大気圧室43と、真空バイパス孔46を介して調圧ポート25に連通された真空室44とがダイヤフラム42により区画形成されている。このダイヤフラム42と一体の連動ディスク48には、弁軸32により開閉される連通ポート50が形成されている。弁体34に対して弁座33を開放する方向のばね力を付勢する圧縮コイルばね52は、ハンドル56によりばね力が調整される。圧縮コイルばね52により調圧ポート25の圧力が設定され、真空圧力が所定値以下となったときには大気が調圧ポート25に供給される。
請求項(抜粋):
弁孔と、この弁孔の一端部に連通しかつ真空圧源が接続される真空ポートと、前記弁孔の側壁に連通しかつ真空圧作動機器が接続される調圧ポートとを有するハウジングと、前記弁孔内に軸方向摺動自在に装着された弁軸に設けられ、弁座を閉じる方向のばね力が付勢された弁体と、前記ハウジング内に形成される空間を外部に連通された大気圧室と、真空バイパス孔を介して前記調圧ポートに連通された真空室とに区画するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに取り付けられ、前記弁孔内に摺動自在に設けられた摺動部を有する連動ディスクと、前記摺動部に前記弁軸の端面に対向して形成され、前記大気圧室と前記調圧ポートとを連通させる連通ポートと、前記ダイヤフラムに対向して設けられたばね受け部材と前記ダイヤフラムとの間に装着され、前記弁体に対して前記弁座を開放する方向のばね力を付勢する圧縮コイルばねと、前記ばね受け部材にねじ結合されて前記ハウジングに回転自在に取り付けられ、前記圧縮コイルばねの圧縮力を調整するハンドルとを有し、前記圧縮コイルばねのばね力と前記真空室内の圧力に応じた前記弁体の開度により前記調圧ポート側の真空圧力を設定し、この真空圧力が所定値以下となったときには前記弁軸の端面が前記連通ポートから離れて大気を前記調圧ポートに供給するようにしたことを特徴とする真空圧力調整装置。

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