特許
J-GLOBAL ID:200903009514748490

コード励振線形予測符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256067
公開番号(公開出願番号):特開平5-094200
出願日: 1991年10月03日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 コード励振線形予測符号化でのゲインインデックスを低ビット化する。【構成】 適応励振ベクトルのRMS(Root Mean Square)をもとに統計励振ベクトルを変形することにより、統計励振ベクトルの振幅を予測するRMS計算回路304と乗算器306とを設ける。また、統計励振ゲインと適応励振ゲインとをベクトル量子化したVQゲインコードブック305を設ける。この構成により、励振ゲインインデックスに関して低ビット化しても優れた合成音声品質が得られる。
請求項(抜粋):
過去の複数の原音声ベクトルに対する最適な励振ベクトルを蓄積していて、それらを、選択制御手段に制御されて、適応励振ベクトルとして出力する適応励振コードブックと、複数の、予め定められた励振ベクトルを蓄積していて、それらを、前記選択制御手段に制御されて、統計励振ベクトルとして出力する統計励振コードブックと、複数の、予め定められた励振ゲインを蓄積していて、それらを、前記選択制御手段に制御されて、適応励振ゲイン及び統計励振ゲインとして出力する励振ゲインコードブックと、前記選択制御手段に制御されて、前記適応励振コードブック、前記統計励振コードブック、及び前記励振ゲインコードブックの出力に基づいて、複数の励振ベクトルを作成する励振ベクトル合成手段と、原音声ベクトルの声道予測パラメータと各前記励振ベクトルとに基づいて合成音声ベクトルを作成し、前記原音声ベクトルと各前記合成音声ベクトルとの誤差ベクトルを所定の評価手段によって評価し、この評価値が最小となる前記励振ベクトルを最適な励振ベクトルとして前記適応励振コードブックに蓄積する前記選択制御手段とを備え、最適な前記励振ベクトルに対応した、前記適応励振ベクトルのインデックス、前記統計励振ベクトルのインデックス、及び前記励振ゲインのインデックス、並びに前記声道予測パラメータに関する、情報を符号化情報とするコード励振線形予測符号化装置において、前記励振ベクトル合成手段は、前記適応励振ベクトルに前記適応励振ゲインを乗算し、前記統計励振ベクトルに、前記適応励振ベクトルのパワーの平方根に比例した値及び前記統計励振ゲインとを乗算し、それぞれ乗算した後の適応励振ベクトルと統計励振ベクトルとを加算して各前記励振ベクトルを作成するものであることを特徴としたコード励振線形予測符号化装置。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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