特許
J-GLOBAL ID:200903009514851444

スペクトラム拡散通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187943
公開番号(公開出願番号):特開平7-046152
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 SAWマッチド・パルスを利用し、遅延検波によりデータを復調するスペクトラム拡散通信方式に関し、ベースバンドで遅延検波処理を行うことで回路構成を簡単にするとともに、マッチド・パルスのS/Nを改善する。【構成】 送信側では差動変換した源2値データの極性に応じて、PNコードを選択的に送出する。受信側ではPNコードの1周期ごとにマッチド・パルスをSAW相関器24で検出し、これをダブルバランスドモジュレータ25によって自乗検波する。パルス整形されたマッチド・パルスは、セット優先フリップフロップ回路32において、差動変換されたデータを復調する。さらに排他的論理和素子34より成る遅延検波回路によって源2値データを復調する。
請求項(抜粋):
直接拡散変調によるスペクトラム拡散通信において、送信側に、源2値データを差動変換する手段と、PNコードを発生する手段と、前記差動変換された2値データの極性に応じてPNコード発生からのPNコードを選択的に出力するよう制御する手段と、その選択的に出力されたPNコードに搬送周波数信号を乗積してスペクトラム拡散信号を送出する手段の少なくとも4つの手段を備え、受信側に、前記選択的に出力されたPNコードを、受信した前記スペクトラム拡散信号中から検出して、そのPNコードの1周期ごとにマッチド・パルスを発生させる手段と、前記マッチド・パルスを自乗検波する手段と、自乗検波されたマッチド・パルスをPNコードの1周期分遅延させる遅延手段と、自乗検波された信号を第1の入力信号とし、前記遅延手段により遅延された信号を第2の入力信号とし、第1の入力信号は前記第2の入力信号の入力に優先して、2値データの極性のうち第1の状態にして出力し、第2の入力信号は第2の状態にして出力することで差動変換されたデータを復調する手段と、その復調された差動変換されたデータを遅延検波して源2値データを復調する手段の少なくとも5つの手段を備えたことを特徴とするスペクトラム拡散通信方式。

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