特許
J-GLOBAL ID:200903009519418935

潤滑油及び燃料油添加剤として有用なオレフィンから誘導された極性単量体含有共重合体、かかる共重合体及び添加剤の製造法、並びにそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-507008
公開番号(公開出願番号):特表2000-514864
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】アルキルアクリレートのような少なくとも一種のα,β不飽和カルボニル化合物並びにエチレン及びプロピレンや1-ブテンのようなC3〜C20α-オレフィンを含むオレフィンのような一種又はそれ以上のオレフィンから導かれ、(a)平均のエチレンシーケンス長さESL約1.0〜約3.0未満;(b)該コポリマーを構成するコポリマー鎖の炭素原子100当たり平均で少なくとも5の枝;(c)該枝の少なくとも約50%はメチル及び/又はエチル枝である;(d)該組み入れられる極性モノマーの実質的にすべてが該枝の末端位に存在する;(e)該コポリマー鎖の少なくとも約30%はビニル又はビニレン基を末端基とする;(f)コポリマーを分散剤又はワックス結晶調整剤用途用に意図する場合に、数平均分子量Mn約300〜約15,000、コポリマーを粘度調整剤用途用に意図する場合に、数平均分子量約500,000まで;及び(g)炭化水素及び/又は合成ベースオイルへの相当の溶解度を有する極性モノマー含有コポリマー。コポリマーは、レイト遷移金属触媒系及びエチレンの外のオレフィンモノマー源として、好ましくは、限られたクリーンアップ工程を受けるだけの安価な、極めて希薄な製油所又はスチームクラッカー供給流を用いて製造される。燃料及び潤滑油添加剤、特に分散剤、ワックス結晶調整剤及び流動性向上剤が製造される。そのような添加剤についてこれらのコポリマーの官能化及び変性が要求される場合には、それは、コポリマー鎖において利用可能なオレフィン構造によって容易にされる。
請求項(抜粋):
少なくとも一種の重合性の極性モノマー及び少なくとも一種の重合性のオレフィン性モノマーに由来し、下記の特性を有する、燃料又は潤滑添加剤として用いるのに適した炭化水素コポリマー: (a)平均のエチレンシーケンス長さESL約1.0〜約3.0未満; (b)該コポリマーを構成するコポリマー鎖の炭素原子100当たり平均で少なくとも5の枝; (c)該枝の少なくとも約50%はメチル及び/又はエチル枝である; (d)該組み入れられる極性モノマーの実質的にすべてが該枝の末端位に存在する; (e)該コポリマー鎖の少なくとも約30%はビニル又はビニレン基を末端基とする; (f)数平均分子量Mn約300〜約10,000;及び (g)炭化水素及び/又は合成ベースオイルへの相当の溶解度。
IPC (5件):
C10M145/14 ,  C10M145/04 ,  C10M149/04 ,  C10N 30:04 ,  C10N 40:25
FI (3件):
C10M145/14 ,  C10M145/04 ,  C10M149/04

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