特許
J-GLOBAL ID:200903009520877439

屋根瓦の固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 三彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085698
公開番号(公開出願番号):特開平8-284324
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 強固な葺き付けを可能にして屋根葺きの安定化を図り、葺き付け後の屋根瓦の外観の見栄えを良好なものとする。【構成】 建物屋根の野地板2に配した瓦桟4上に、軒先側の下端にアンダーラップ10を有すると共に、桁行き方向の一側端に係止片11を有し、且つ、棟側の上端と前記係止片11の軒先側を除く周縁に流下止めの水切り12を有する平板状の屋根瓦1を一文字葺きした屋根構造において、前記屋根瓦1の係止片11上に桁行き方向に隣接する他の屋根瓦1の他側端が重合され、前記瓦桟4上の屋根瓦1の棟側に位置する上端に穿設された釘孔1aに、周面に周溝6が形成された直線状の杭部7と、該杭部7の一端に設けた一方側に張り出す係止頭5とを有する連結釘8の係止頭5が前記屋根瓦1の軒棟方向に部分的に段重ねされる他の屋根瓦1の係止片11の水切り12を係止するように打ち込まれることによって、野地板2上に平板上の屋根瓦1を固定する屋根瓦1の固定構造。
請求項(抜粋):
建物屋根の野地板に配した瓦桟上に、軒先側の下端にアンダーラップを有すると共に、桁行き方向の一側端に係止片を有し、且つ、棟側の上端と前記係止片の軒先側を除く周縁に流下止めの水切りを有する平板状の屋根瓦を一文字葺きした屋根構造において、前記屋根瓦の係止片上に桁行き方向に隣接する他の屋根瓦の他側端が重合され、前記瓦桟上の屋根瓦の棟側に位置する上端に穿設された釘孔に、周面に周溝が形成された直線状の杭部と、該杭部の一端に設けた一方側に張り出す係止頭とを有する連結釘の係止頭が前記屋根瓦の軒棟方向に部分的に段重ねされる他の屋根瓦の係止片の水切りを係止するように打ち込まれることによって、野地板上に平板上の屋根瓦を固定することを特徴とする屋根瓦の固定構造。

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