特許
J-GLOBAL ID:200903009523033720
多色分析に使用するためにフィコビリタンパク質をアミン反応性色素で優先標識する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-507312
公開番号(公開出願番号):特表平8-501295
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】フィコビリタンパク質/アミン反応性色素複合体の製造方法が開示されており、この方法によって製造された複合体は従来技術による複合体を使用する際に遭遇するエネルギー移動と蛍光消光とのジレンマを克服することができる。フィコビリタンパク質、例えば、フィコエリトリンまたはアロフィコシアニンと、アミン反応性色素、例えば、テキサスレッドあるいはカルボキシフルオレセインスクシンイミジルエステルとは、フィコビリタンパク質の疎水性分子内転位を生起させてアミン反応性色素と結合する一層多くの疎水性結合部位を露出させる選択的塩の存在下に、複合体を形成する。本発明方法によって製造された複合体は、多色蛍光分析に有用であり、しかも多数の励起源を使用する必要がない。
請求項(抜粋):
フィコビリタンパク質がアミン反応性色素で標識されているフィコビリタンパク質/アミン反応性色素複合体を製造するに当り、 アミン反応性色素とフィリビリタンパク質とを、前記フィコビリタンパク質の分子内転位を生起させてフィコビリタンパク質における前記色素と反応する疎水性部位の反応性アミノ基を露出させる塩の存在下に反応させ、 過剰の色素を除去し、 生成したフィコビリタンパク質/アミン反応性色素複合体を分離することを特徴とするフィコビリタンパク質/アミン反応性色素複合体の製造方法。
IPC (8件):
C07K 14/415
, C07K 1/06
, C07K 1/20
, G01N 33/536
, C07M 5:00
, G01N 30/06
, G01N 30/88
, G01N 30/74
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