特許
J-GLOBAL ID:200903009531628104
燃料電池システムの運転方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021002
公開番号(公開出願番号):特開平9-231992
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池と、水素の豊富なガスを発生するための改質装置と、改質装置内で必要とされる熱エネルギを発生するために燃料電池排出ガスが酸化されような燃焼室と、から成る燃料電池システムの運転方法を提供する。【解決手段】 燃焼室から改質装置へ供給される熱エネルギが不十分であるような運転状態では、追加燃料と酸素を改質装置に供給する方法が本発明に基づき提案されている。この結果改質装置内の燃料の直接酸化によって追加熱エネルギが供給される。改質装置内の燃料酸化の際に、水蒸気変成の際に利用可能な水蒸気が同時に発生される。これによって水の消費量が低減され、またシステム全体の効率が改善される。追加燃料と供給酸素の調整は、改質装置温度に基づき行うことが好ましい。
請求項(抜粋):
-それぞれ陽極室と陰極室とを有する燃料電池であって、陽極室には水素の豊富なガスが供給されまた陰極室には酸素を含むガスが供給されような燃料電池と、-吸熱性の水蒸気変成によって燃料から水素の豊富なガスを発生するための改質装置であって、周囲温度でまた水素の豊富なガスの必要量に基づき、燃料と水が改質装置の反応室に供給されるような改質装置と、-燃焼室であって、該燃焼室内で燃料電池の排出ガスが酸素供給を受けて酸化され、この場合その際に発生される熱エネルギは改質装置の反応室に供給されるような燃焼室と、から成る燃料電池システムの運転方法であって、この場合燃料は改質装置の燃焼室内に供給されると共に追加熱エネルギを発生するために酸化されような方法において、第1の運転状態(Z1 )では、水蒸気変成のための熱エネルギがもっぱら燃焼室(10)内の燃料電池排出ガスの酸化によって供給され、また燃焼室(10)からの反応熱が不十分な第2の運転状態(Z2 )では、追加燃料(K+ )と酸素量(L+ )が改質装置(2)の反応室(8)に供給され、この場合運転状態(Z1 、Z2 )の間の切換えは、改質装置温度と、負荷推移および/または陽極排出ガス内の水素量とに基づき行われることを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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燃料電池用改質器の加熱装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-055669
出願人:トヨタ自動車株式会社
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特開平2-160602
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特開昭63-045764
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特開平1-307175
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特開平1-251561
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