特許
J-GLOBAL ID:200903009539651687

直動転がり案内ユニットにおけるストッパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353170
公開番号(公開出願番号):特開平5-164129
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、レールからスライダが滑落するのを防止する構造単純で且つ部品点数の少ない直動転がり案内ユニットにおけるストッパを提供する。【構成】 このストッパは、レール2の上面4に配置されたストッパ本体10の側面14がスライダ1のレール2上の摺動移動範囲を規制する当接面を構成する。ストッパ本体10の両端部8が屈曲して内端エッジ部11を形成し、該両内端エッジ部11が各レール軌道溝5にそれぞれ弾力的に当接すると共に、屈曲したストッパ本体10の各内面13が各レール軌道溝5の各上端縁12にそれぞれ弾力的に当接している。側面14にはスライダ3側へ突出し且つスライダ3の端面に当接可能な突出部15が形成されている。また、屈曲した端部8のスライダ3側には、圧入を容易にするため面取りにより逃げ部16が形成されている。
請求項(抜粋):
レール軌道溝を両側面に備えたレール、前記レール軌道溝に対向するケーシング軌道溝を備え且つ前記レールに跨架されるケーシングを備えたスライダ、前記レール軌道溝と前記ケーシング軌道溝とから成る軌道を転動する多数の転動体、及び前記スライダの前記レール上の摺動移動範囲を規制するための前記レールに固定したストッパを有する直動転がり案内ユニットにおいて、前記レールの上面に配置されたストッパ本体の側面を前記スライダの前記レール上の摺動移動範囲を規制する当接可能な面に構成し、前記ストッパ本体の両端部を屈曲して内端エッジ部を形成し、該両内端エッジ部を前記各レール軌道溝にそれぞれ弾力的に当接させると共に、前記ストッパ本体の屈曲した各内面を前記各レール軌道溝の各上端縁にそれぞれ弾力的に当接させたことを特徴とする直動転がり案内ユニットにおけるストッパ。

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