特許
J-GLOBAL ID:200903009557258100
符号分割多元接続方式の受信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066376
公開番号(公開出願番号):特開平10-262024
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】この発明は、ユーザ数を制限した最尤系列推定を行うCDMA受信機に関わり、判定を行うべきビットの前後のビットからの干渉を低減する事により、通信品質向上を図りつつ演算量を削減する。【解決手段】CDMA受信装置として、各ユーザの拡散符号の同期をとる拡散符号同期手段21と、伝送路応答を各拡散符号に対して推定する伝送路応答推定手段23と、前判定結果を用いて干渉信号のレプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段24と、受信信号レプリカを受信信号から除去する減算手段27と、前ビットの干渉が除去された受信信号について所定ユーザ数単位でグループ化されたそのグループ内の各ユーザの最尤系列推定を行い、更に判定結果の信号成分を前記受信信号から逐次除去して出力する部分最尤系列推定受信手段26から構成される。
請求項(抜粋):
搬送波の周波数帯域内で回線毎に異なる拡散符号を用いてスペクトル拡散することにより、複数の無線通信機がほぼ同一の搬送波を用いて多重通信を行うようにした符号分割多元接続方式の通信システムであって、その受信装置として、それぞれの前記拡散符号の同期をとる拡散符号同期手段と、ベースバンド周波数に変換された受信信号から、当該受信信号が通過した伝送路の伝送路応答を各拡散信号に対して推定する伝送路応答推定手段と、受信すべき回線を複数にグループ化し、復調を行うべきビット系列以外の1または複数ビットの干渉信号を除去した干渉除去済み受信信号について、各グループの単位でグループ内の各回線に対する送信情報シンボル系列推定を行い、各回線の送信情報を復調する部分系列推定手段と、この復調された最新の送信情報のレプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、このレプリカ信号分を受信信号から除去することにより前記干渉除去済みの受信信号を得る手段と、を具備することを特徴とする符号分割多元接続方式の受信装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
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符号分割多重式受信機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-189293
出願人:日本電気株式会社
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