特許
J-GLOBAL ID:200903009559084940

遠心ローター上の容器内に貯えられた液体を排出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩永 方之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-147698
公開番号(公開出願番号):特開2003-344421
出願日: 2002年05月22日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 遠心ローター上に配設した試料容器、加圧用容器、連通管、その他の設備に全く触手することなく、液体試料を遠心ローター上の他の試料容器内に移送した後に、加圧用容器内に貯留された液体を自動的に排出させる方法を提供すること。【解決手段】 本発明は、回転中の遠心ローターR上の加圧用容器1に外部より液体を注入して加圧用容器1に連通させた試料容器内の気圧を上昇させることによって、試料溶液を他の試料容器に移送、混合、撹拌した後に、加圧用容器に1への液体の注入を停止するとともに、遠心ローターRの回転数を低減させ、加圧用容器1の底部(遠心力の方向)に連通させた液体排出パイプ3内の水位を上昇(反遠心力の方向)させることにより、加圧用容器1内の液体を上記液体排出パイプ3の液体排出口Ex1より横溢させて、加圧用容器1内に貯えられた液体を排出することを特徴とする。
請求項(抜粋):
回転中の遠心ローター上の加圧用容器に外部より液体を注入することにより、該加圧用容器に連通させた試料容器内の気圧を上昇させるように構成した加圧用容器の底部(遠心力の方向)から、液体排出パイプを加圧用容器の下部に設け、該液体排出パイプを遠心ローターの回転中に形成される液体排出パイプ内の液面(水位)を越える(反遠心力の方向)位置まで延長配設して、その先端に液体排出口を設け、回転中の遠心ローター上の加圧用容器に液体を貯留させて、試料容器内を加圧することによって、試料溶液を他の試料容器に移送、混合、撹拌した後に、液体の注入を停止するとともに、遠心ローターの回転数を低減させ、液体排出パイプ内の水位を上昇(反遠心力の方向)させることにより、加圧用容器内の液体を上記液体排出口より横溢させて、遠心ローター上の加圧用容器内に貯えられた液体を排出する方法。
IPC (3件):
G01N 35/00 ,  B04B 5/02 ,  B04B 11/04
FI (3件):
G01N 35/00 D ,  B04B 5/02 Z ,  B04B 11/04
Fターム (10件):
2G058BA06 ,  4D057AA03 ,  4D057AB01 ,  4D057AC01 ,  4D057AC05 ,  4D057AD01 ,  4D057AE11 ,  4D057BC03 ,  4D057BC05 ,  4D057CB01

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